今日の宿は秋田キャッスルホテル。私の秋田の定宿はホテルメトロポリタン秋田なんだけれども。今回はこちらにしてみた。今まで訪れたことがない、秋田の繁華街の川反に近いのが最大の理由。ここがなかなか良かった。写真を。
ツインのシングルユースの部屋。ここがなかなかいい。部屋が広いし大きな机まであるから、ブログ書きが進む。いいな。期待を上回る。
ワイングラスを頼んだら、これを持ってきてくれた。ワイングラスとホテルの格は正比例すると考えるが。やはり、そんな思いを強くした。悪くない。やはり期待を上回る。
今日の夕食はどうしようか。それは最初から、ホテルの方に尋ねてみるつもりだった。ネット情報よりも、地元の人に喜ばれているお店に行くほうが正解であることが多いことを知っているから。するとホテルの方曰く。
「ホテルの向かいに、安くて美味しい居酒屋があります。そこは観光客はほとんど来ない。地元の人のばかり。当方ホテルの仲間もよく飲みにくい居酒屋なんです」と。当方は「近くに川反という盛り場がありますよね?」と尋ねたら、川反も、もちろんいい。その場合は、こことここがいい・・・と教えてくれたが。
なるほど。このホテルの方々がよく飲みに行く居酒屋なら、それは悪かろうはずはないな。ならばそこに行ってみよう!そんな気持ちになった。で、訪れたのがこのお店。寄り道居酒屋「なかいち桟敷」。ズバリ、大正解。最高でしたね。
まずは、「ズワイガニのかに味噌たっぷり甲羅焼き」を。う〜む。これはうまみのかたまり、とんでもなく旨し。いきなり度肝を抜かれた気分になった。
「ふっくら牡蠣の朴葉味噌焼き」。なんとも、旨し。これ、私の超ストライクゾーンなんだよな。最高!ここまではなんだか、、つまり、富山の居酒屋の展開に似てるな。
ここは富山と明確に異なるところだろうな。比内地鶏のきりたんぽ鍋。う~む。つくづく美味し。きりたんぽも食べて、お腹も一杯。今宵、この居酒屋はここまでとし、あとはコンビニで買ったワインを、ホテルの部屋で一人のみしながら、この旅ブログをできるところまで書き上げることにしようかな。
ホテルのエントランス。夜になると昼間とはまた異なる、いい感じになるな。
この、昭和の時代の高級ホテルの延長線上を引きずったように一見見える秋田キャッスルホテルが、当方は好きだな。懐かしさを感じるのも知れない。訪れたのは今回が初めてだが。あと、秋田というお土地柄そのものが、どこか懐かしい昭和を引きづっているのかもしれない。両方かもしれない。とにかく。俺はこのホテルが好きだな。再訪したいと思う。
居酒屋のメニューは、とんでもなくたくさんあった。しかし今回に限っては、「おススメ」を訪ねることはしなかった。不思議と、この秋田というこの地において、今自分が食べたいものはこれだなと思えるものが、このメニューを通して、飛び込んできた。そしてそれが今回はことごとく正解だった。こういうこともあるんだな。それがまた嬉しかった。人生、悪くないって。そんな気持ちに久しぶりに、浸ることができた。
次回に続きます。