おはようございます。これは備忘録入りだろな。
これは5月14日付の日経ヴェリタスの中のフィデリティ投信、マクロストラテジストの重見さんの寄稿文ですね。
要点部分はピンクのマーカーをしておきましたので、ご確認ください。読みづらいかもしれないので、要点部分をさらに書き出しておくと:
・下のグラフにあるように、日本株は米国株を上回る利益創出・株主還元を行ってきた。
・このように過去10年に日本株はROEを高めたものの、外部の投資家の期待はむしろ下がって割安さが増した。結果、日本株にとどまった投資家のリターンは高かった。他方の米国では、ROEは高まったものの、投資家の期待もさらに高まった結果、利益が期待を超えられず、高すぎる評価が投資家リターンを押し下げた
重見さんの寄稿文には、私は全く同感です。日本の企業が悪かったわけでは決してない。要は、投資家の気づきがなかったということですね。今後については、私は個人的にTwitterの反応などを見て感じているんだけれども。日本株の高配当利回り銘柄に対する関心が加速度的に高まっている一方、アメリカ株についてはリセッションが待ってるし、「今後、大丈夫か?」という不安感も高まっているみたいだ。
という事は、アメリカ株にシフトした資金がこのようなPBR1倍割れに代表される高配当バリュー株にお金が入ってくるのはもはや必然ではないか。私はそう考えていますので、PBR1倍割れ銘柄は減少していく。私は以前から、自分のポートフォリオを高配当バリュー株100%シフトしているから、どのタイミングでどのくらいバリュー株のパフォーマンスが上がるのか、高みの見物だ。
ちょっと意地悪な物言いと感じる向きもあるかもしれないけど、おそらくはそうなると思う。
どうなるか。