おはようございます。
帯広・富良野へ出張旅に⑩中富良野から戻り、今日の宿・一花(ひとはな)againの続きを。
2022年7月の出張旅ですね。
ワイナリーに到着。外ではヤギが飼われていて、ワイナリー見学者の人気者になっていた。聞けばこのワイナリーは、循環型だと言う。ヤギは雑草を食べ、そのフンはぶどうの木の肥料になる。またヤギが歩きまわることで、結果的に、ぶどうの木の土が耕されることになる。「無駄なしですね」とのことだった。なるほどな・・・
7月下旬と少し時期は早いが、すでに実をつけているぶどうの木もあった。これはドイツワインのぶどう、ケルナー種と言われるもの。これを絞ってぶどうジュースとし、それをステンレスもしくはならの木の樽にいれて熟成させると、おいしい白ワインができるらしい。なるほどな・・・
おっと。よく見ると芋虫がいるよ。保護色になっていて、わかりづらいな。芋虫さん、まぁ、ご愛嬌だな。
宿に戻り、ワインの試飲を行った後は、今日の夕餉に突入。メニューはこの黒板の通り。シェフが、料理とマリアージュするワインとしてセレクトしてくれたおすすめワイン、前回この宿に来たときは注文せず、後悔していた。今回はこれを注文する。楽しみだ…
まずは前菜。凄い量・・・さっきの芋虫になった気分、でも美味しな。白ワインと良く合うって。
中でもこれ。1番感動したのが、蝦夷アワビ。身の下に、たっぷりと肝ソースが入っていた。緑色したものがそれ。なんとも美味。アワビは今が旬なんだよな。
メイン。牛と豚の赤ワインソース、あとは根室産の青ゾイの包み焼き。牛と豚は順当に赤ワインで。
魚もこういう料理だと、赤と合わせるんだな。
夕餉は美味く、ワインとのマリアージュも最高だった。要はこの宿は、オーベルジュなんだよな。本当に堪能させてもらった。
試飲したワインと夕餉でいただいたワインで、いい気分。これ以降お風呂に入り、早めにバタンキュー。翌朝を迎える。
次号に続く。