久しぶりだな。出張で三陸、八戸・釜石・宮古と巡ることに。実際にセミナー仕事を行うのは月曜から水曜の3日だが、1日早く、日曜から旅を開始。最終日の宮古でのセミナー後は後泊にし、木曜午後に東京に戻る。そんな予定。而して2019年8月第4週に4泊5日の休日も巻き込んでの出張旅に仕立てあげた次第。
まずは初日の日曜日。JR八戸線、八戸ー久慈間を一日一往復している、ジョイフルトレイン「リゾートうみねこ」に乗ることに。この日は休日なので、フルに旅に充てることができる。最高だったな。写真を。
東京駅にて。入線してきた!東北新幹線の「はやぶさ&こまち」。出張旅が始まる。
東北新幹線はやぶさ7号函館北斗行きグリーン車で、東京から八戸まで3時間弱の旅。東北新幹線は、先行して作られた東海道新幹線の良いとこどりをしている感がある。グリーン車も然り。客層もマチマチで、スーツを着ている男性が大半の東海道新幹線とは異なる。ビジネスユースが相対的に少ないんだろな。俺は東北新幹線のムードの方が好きかな。
位置関係を。JR八戸線は八戸からから久慈まで、北東北の太平洋きわきわを南下する。
八戸から観光列車「リゾートうみねこ」へ。いい感じ。期待が高まる。外見はぱっと見、五能線の「リゾートしらかみ」そっくりだが、車内は相当に違う。
行きの車内。指定席で、海が見える進行方向右側は一人掛け、しかも少し右に傾いて、海景色が良い塩梅に見えるような配慮がしてある。窓も大きい。これは期待できるな。
八戸線の車窓。八戸に近い、陸奥白浜あたりの海岸。きれいだよな。
久慈に到着。デジャブかな・・・岩手銀行久慈支店と久慈グランドホテルと三陸鉄道車両。東日本大震災の2週間前にもここから、同じ景色を見ていた。何とも言えない気分になるな・・・
久慈から八戸へ戻る。帰りは自由席。いい感じ。この4人がけを1人で独占できるのは嬉しい。
途中の車窓。場所で言えば有家あたり。「このあたりは、東北のサーフィンのメッカなんだよな」との趣旨を、津軽弁で話す声が聞こえてきた。そうなんだ・・・
JR八戸線は、天気に恵まれた日にこの「リゾートうみねこ」に乗ることを前提に、おススメ。晴れていれば、このように北東北の太平洋を堪能できる。一方でJR八戸線車両は、多くは老朽化していて窓が汚れ、景色が綺麗に見えないケースが往々にしてある。故に現状では、この線に乗るなら「リゾートうみねこ」一択でしょうね。
それにしても。以前に乗った事ある線に乗り、泊まったことがあるホテルをリピートするのも、それはそれでやっぱり楽しいもんだな。季節が違ったり天候が違ったり。全く同じ旅なんて、実際はないからな。
あと新幹線は、長距離乗るなら、絶対グリーン車ですね。ほんとにリラックスできる。移動が旅の「手段」ではなく、「目的」になる。席から見える車窓も変わった来ますよ。JR東日本なら、株主優待券を購入することで最大、乗車券込みで4割引きになる。これを使わない手はないでしょうね。
次回に続きます。