ここの場所は、JR八戸線の陸奥湊の駅前。八戸出張の際、立ち寄るのに良いのではと。本当の市場は隣にあるんだが、小売りの市場は、こちら。ここはずばり、八戸の台所。地元の人が買いに来ている。値段はとても安い。特に旬の海鮮は、恐ろしく安い。当方の知り合いもかつて、ホタテの旬の時期にここに来て、あまりにも安いんで宅急便で自宅に送り、毎日、ホタテのバター醤油焼きを食べていたと。おすそ分けもして、喜ばれたと。
地方にいくと観光用の市場もあって、そういうところは東京のスーパーよりむしろ高い価格で販売していたりすることもあるが、ここはそうではない。おすすめですね。写真を。
すじこ、白魚、甘エビが各200円。焼きウニは250円。これを食堂コーナーに持ち込んで、刺身定食に。2人前ぐらいの量かな。「昨日はしけで魚の水揚げが少なかったので、刺身の魚の種類はあまりない」と。いやいや、これで十分。おいしくいただきました。発泡スチロールのお皿がイマイチだが、買うのは1~2皿ぐらいにして、それをご飯に乗せ、自分で海鮮丼を作るのが流儀なんでしょうね。
おおきな貝殻に、てんこ盛りに詰まったウニ、すごいボリュームでした。大満足。これが一個250円なんて。。。安過ぎ。一個980円でも売れると思うけどな。
販売をしている、この女性の佇まいといったら。。。北東北のご婦人。温かみを感じるな。良い雰囲気。魚介は、この女性のお店で買いました。
さて
食事後に、店巡り。上記写真とは別に、母と娘、二人で切り盛りしている魚屋さんがあった。娘さんに、たらの白子は?と尋ねたら、「今日はもうないんです」と。
そして曰く、「2月終わりだと、もうたらの白子は痩せているんですよ。この時期にはもう、メス相手に精子を出してしまっているオスが多くて、白子が小さくなってる。やっぱり、精子が溜まっている、オスのほうが価値が高いんですよ」と。
う~む、おねえさん。クラクラする話をダイレクトに(笑)。たらの場合、オスの価値はそこで評価が決まるのか。複雑だな、なんだか・・・人間の男性の場合は、溜まっていても、それが価値には結びつかない。むしろ・・・なんてね、話が脱線しました(笑)
取り留めがなくなりましたね。この辺で。