となるとこれは、普段なかなか泊まることがない、びわ湖大津プリンスホテルに泊まる絶好のチャンスではないのか?
そう考えて私は、ホテルの当日予約専門サイトを覗いたら、格安プランの設定で空室があった!よっしゃ!ということでその場で予約を入れ、泊まってきました。最高だったな。写真を。
びわ湖大津プリンスホテル。さすがに姿がいいな。琵琶湖のすぐ際に建っている立地の素晴らしさ、わかってもらえると思う。
部屋。ツインのシングルユース。ご覧の通り、広くて良い感じ。バスやトイレはともかく、ベッドルームは改装したんだな。素晴らしい。とてもいい感じ。リゾートホテルのフレーバー溢れるシティーホテル…そんな佇まいだよな。
ここのホテルは、普通に泊るとかなり良いお値段。しかしそれでは客が来ないので、様々な割引プランがある。今回の宿泊は、そのプランの中でも究極の「ミステリー・プラン」。ホテル料金は格安だけれども、どの部屋になるのかは、ホテル側が一方的に決める。ただし当方、このホテルの部屋は全て、琵琶湖に面しているツインかダブルということを前もって理解していたので、とんでもない部屋に収容されるリスクはないと判断(ちなみに一室だけ和室があるが、そこの正規料金は一泊9万円!)。で、案内されたのがこの部屋。最高だったな。
ホテルには早めに到着したが、まだチェックインできない。ゆえにチェックインの時間まで、38Fにあるラウンジ、「Top of Outsu」で過ごす。ここが実に広々としていて・・・ゆっくりできた。当方にしては珍しく、白ワインをたしなむ。う〜む。いつもと違う気分。非日常的なムード、実にリラックス。しかしくどいが・・・ムード、かつての赤坂プリンスの「Top of Akasaka」を彷彿させた、というか思い出した。まあ、それでいいんだけどな。
夕餉。洋食・中華も選べるが・・当方は和食を選んだ。琵琶湖際のテーブル席にて、松花堂弁当コースを…と、これが期待以上に旨し・・・とにかく、一品一品の味が、実に際立ってる。ちょっとビックリ。これはこれはポジティブサプライズだったな。
お造りの割り醤油とか、天ツユとか、カツオ叩き用のポン酢醤油、メバル旨煮の煮汁に至るまで、全てきれいにいただいた。
プリンス系の高級ホテルゆえ、この和食レストランも、5,000円から1万円台のコースが多い。そんな中、当方の予約した「ミステリー・プラン」についていたのは、2,000円の夕食。う〜む。これは期待できないだろうなぁと思ったが…そんな事は全然なかった。
レストランの方曰く、この2,000円の松花堂弁当は、実にお値打ち値段と。素材の質・量は多少落としてはいますが、料理は基本、他のコースと同じ。作り置きなどしていない。すべての料理を松花堂弁当のかたちにして同時に出すことにより、人件費コスト部分を下げて、格安で出してるんですと。そうなんだ・・・
う〜む。これはお得メニューなんだろな。特に一人で泊まるときはな。旨い食事でも、誰かと話をしながら食べるのならともかく、一人で食べるなら、食事がゆっくりと出てくるのは、むしろ時間の無駄であることも。当方こんなケース、これまでに何回も経験してますんでね。この弁当は、これはこれで合理的で良いと思うな。
ホテルの部屋に戻る。部屋から、近江大橋を望む。綺麗だが・・・夜景は写真、上手く撮るの難しいな。次回に続きます。