おはようございます。私の本宅は東急東横線の学芸大学、オフィスは五反田にあります。往復は基本チャリなんですが、坂がキツイな。行きはかむろ坂を下り、いい感じに降りていくが、帰りは上り坂。大崎広小路、TOCのあたりを経由して、何とか上ってく・・・と、みなさんこのあたり、土地勘ありますか?・・・と、さてさて。
網走・阿寒へ旅に⑥あかん遊久の里 鶴雅の露天温泉と別館宿泊専用ラウンジ七竃(ななかまど)の続きを。2021年6月の旅ですね。
夕餉。網走のビュフェとは異なり、懐石料理が用意されていた。「まりも伝説膳」。楽しみだ。
まずは前菜的な料理。ごま豆腐には、ウニがちょこっと乗っかる。海の幸・山の幸盛り合わせ、真ん中の赤いのは阿寒湖でとれたザリガニらしい。まぁ珍味だが、美味し。サービスしてもらったシャンパンとよく合うな。
鮮魚盛り合わせ。ボタンエビとホタテとマグロ、そしてややピンクがかった白身はイトウらしい。イトウは確か特別天然記念物だったと思うが、そんなものを刺身にしていいのかと尋ねたら。「阿寒湖で養殖してるんですよ」だと。そうなんだ。ややねっとりとした、ちょっと特徴がある味わい。美味しな。
ちょっと驚いたのは、マグロは塩とわさびで食べてみて下さいと言われたこと。マグロといえば醤油とふつうは思うが、塩も確かに合うな。新鮮な驚きだった。
ズワイガニとアワビの南禅寺蒸しと呼ばれる茶椀蒸し、そして八角(はっかく)の風干し炙り・道産牛ロースト。茶椀蒸しの中に入っているカニのハサミ部分の蟹肉が、茶椀蒸しの出汁を吸って、とんでもなく美味しだった。このことをよく覚えている。八角も道産牛ローストも、順当に美味しな。牛のソースは、赤ワインではなく、玉ねぎから作っていると。そうなんだ。
野菜の天ぷら。うどやアスパラガスなど、緑が綺麗な天ぷらだった。メニューにはイトウのてんぷらも書かれていたが、見当たらない。尋ねてみたら「すいません!今日はイトウの入荷がなくて入っていないんです」と、配膳をしてくれている女性が。
いいですよ。こんな大雨なんだから、欠品になる食材もある。美味しくいただいてますよ。そうお伝えした。彼女は「ありがとうございます」と言って、次の配膳のため戻っていった。
炊き込みご飯。いくらが別に添えられていた、それを自分で乗っけていただいてねと。うーむ、美味しな。
デザート。ご覧の通り。美味しな。
今日の夕餉のメニュー。美味かったなぁ。
懐石料理の場を後にし、ラウンジにちょこっと立ち寄り白ワインを2杯、そして部屋に戻り赤ワインをいただく。
今日1日を振り返る。宿の外で行動していたのは、1時間半ぐらいか。昨日の網走湖の宿からここに移動するドライブ。それ以外はホテルの中で過ごしたけれども、結構充実したホテル滞在になった。ラウンジに入り浸ったり、大雨の中で露天温泉に入ったり、ホテルの部屋でブログ書いたり、そして美味しい夕餉をいただいた。
退屈する事はなかった。これだけ長い時間宿にいると、その宿の快適さが問われるものだが、その点、今回の宿はとても良かった。価格的に少しお高いが、部屋もアップグレードしてくれて満足。2泊目をここにして、正解だったな。そう思った。
昨日泊まった網走の宿とここと、連泊で来る人も多いと思う。おそらくはそれに配慮して、網走は二食ともビュフェ、一方でこちらは着席しての料理と、差別化してるんだろうな。これはいいアイディアだよな。そう思った。
さてさて。明日は朝から晴れるというから、期待したい。早起きして、今日の鬱憤を晴らすべくドライブしまくろう。楽しみだ。そんなことを考えていたら、ワインが回り、いつしか夢の中へ。
明日に続きます。