おはようございます。これもFIREブームの裏シグナルというがでも紹介した、2020年2月6日付日経ヴェリタスから。フィデリティ投信の重見さんの見解。オーソドックスかつ、的を射ていると思いましたね。考え方が良く整理されています。これは備忘録入りだろな。
以下、マーカーを引いた部分を書き出しておきます。一部、私が加筆しています。
・株式市場は2000年ITバブル崩壊の時に相似してきた。 FRBは1996年9月に利上げを開始、」一方でインフレ率は、2000年3月には3.8%まで加速します。この対応策として、FRBは利上げを毎会合にベースアップし、最後は2000年5月に0.5%の大幅が利上げが実施されました。都合、利上げの期間は11か月間、利上げ回数は6回、利上げ幅は1.75%で、これにより、2000年にかけての成長株式優位の相場は終わりました。
・対する今回は、金融市場は目下今年3月から12月までの10ヶ月間で、利上げ回数は4から5回、利上げ幅は1から1.25%で、バランスシートの縮小開始も見込んでいます。
・ 我々は、金融引き締めという局面の変化を前に、米国の大型成長株式からの分散を検討すべきでしょう。 米国の大型成長株式は、投資家にとっての成功体験でした。 成長株式ゆえにバリエーションは高く、「天敵」である引き締めが訪れる事で、成功は課題に変容しつつあります。
グロース株の正念場、バリュー株の相場・・・そう考えるが、どうか。