おはようございます。今日発行、2020年2月6日付日経ヴェリタスは見どころ満載ですね。 そのうちの一部を。
田中泰輔さんの寄稿文。素晴らしい。 ここにある通りなんですが。特に重要と思われる部分にピンクのマーカーを塗った。そこを書き出しておきますね。
・金利上昇という明白なシグナルがあって、なお迅速に退避行動をとれなかった投資家は少なくないでしょう。
・相場は高く上昇するほど、売り逃げの潜在的動力を強める一方、投資家の慢心を強化する二率背反が悩ましいところです。
・金融相場でFIREを実現した人、実現出来そう言う人が周囲に現れ、広く焦燥や羨望を喚起しやすい下地ができました。
・日本のFIREブーム自体が、米金融相場終盤で煮詰まった空気感の表れと思われました。投資家として成功したいなら、相場ステージごとに投資家を不利に追いやる空気を踏まえる必要があります。
個人的には「なるほどな・・・」と納得させられる内容ですが、ちょっと難しい書きぶりですね。 私なりに氏が伝えたいと思われるところを要約してみましょう。
・金利上昇という、グロース株下落の示唆が明確に出ているのに、逃げることができなかった投資家のなんと多いことか・・・
・FIREがブームだが、ブームに乗っかって成功するほど、株式投資は簡単なものではないと考えるが。
最近では、若い真面目な投資家に加えて。仕事をしたくない現実逃避の観点から、FIREを言い出してる向きも少なくない。特段、投資の勉強もせずに、昨年の米国株上昇の現実だけを見て。
そんな若い彼ら彼女らの今後を憂うばかりですが・・・まあ、人それぞれですしね。あらゆる点で、経験を積んでいけばいいんだろな。そう考えます。あまり口出しすべきではないところだ。
取り留めがなくなりましたね。このへんで。