今回は三重県は津のアップ。三重は関東では、あまり馴染みのない方が多いのでは。比較的地味なお土地柄と思われてるかもしれないが・・・なかなかどうして、魚介が安くて旨い。尾鷲湾、熊野灘、三河湾…近くを良漁場に恵まれてるからな。魚好きな人には、結構な穴馬県だと思うな。
これが鳥羽や伊勢志摩など観光地に観光ガイドブック情報で行くと。イセエビとかアワビとか、旨いことは旨いが、価格が想定外に高いと思うことも。ところが津は違う。ここは観光地ではなくて、旨くて安い魚介食べ慣れてる地元の人が多いからな。あと前後しますが、ドーミーイン津も良い。ドーミーインの良さは安定してるな。どの地のドーミーインも、朝食は地のもの出してくれる。いいよな・・・と、さてさて。
浜口です。
三重県は津に出張、講演会をした後宿泊、いろいろと巡ってきました。結構、楽しかったな。写真を。
講演会が終わった!地元の海鮮居酒屋はるやで、お造りをおまかせで。そしてビールをゴキュっと。う〜む。たまらない。長々と講演した後のビールは、格別に旨いな。お造りともよく合う。
牡蠣の天ぷら。産地は鳥羽と。味が濃くて、なんとも旨し。う〜む。やはりビールが進むな。
ヒラメとぶりのあらだき。味付けは写真のイメージ通り、薄めの甘辛。しみじみ、旨かったな。大根にも、味がしっかり、染みてた。
この居酒屋、お客さんは当方以外はほぼ地元の人達、夜8時くらいには満席だった。当方の隣の地元客がメニューにない注文をしていたので、「それは常連さん向けの、隠れメニューなんですか?」と尋ねたら、大将曰く、「例えば今注文があったアジの白子(!)なんて、一匹から、ほとんど取れない。そういうものをメニューに乗せることはできないので、結果的に、隠れメニューになりますね」とのことだった。
今日の宿泊先は、ドーミーイン津。朝風呂をいただいた。露天温泉風呂にりんごが浮かんでいて、とてもいい香り。なんだかほっこりした気持ちになったな。
ドーミーイン津の朝食。このホテルチェーンの朝食は、地のものを出してくれるのでおいしいと定評があるが、津もそうだった。下のうどんは伊勢うどん。味噌汁は八丁味噌の赤だし。これ以外に、ミニミニひつまぶしもいただいた。文句なし。
さて今日は土曜日。どうしようかなと考えていたら…テレビを見ていたら、津城跡のお城公園で、牡丹桜が満開と言うので来てみたら、こんな感じだった。そんなに本数があるわけではないんだな。でもまあ、ムードある場所だったな。
お城公園から、津の旅客船港である「津なぎさまち旅客ターミナル」まで、徒歩で。途中、通りかかった津の海岸、白浜だった。きちんと整備されれば、結構きれいな浜なんだろうな。
津からセントレア(中部国際空港)まで、この高速船で向かう。所要時間は約40分。
高速船からの眺め。船は津を出て伊勢湾を横断し、セントレアに向かう。湾内なので凪の海。揺れはほとんどなし。これは船からの三重県側の眺めだが、津からセントレアまで、眺めはずっとこんな感じで、島が見えてくるでもなく、ほとんど変化はなし。甲板に出て海を眺める事は叶わなかったな。
中部国際空港からは名鉄の特急で名古屋へ。
津は三重県の県庁所在地であるが、印象としては非常に地味。目玉になるような観光地もないし、おいしい魚が上がる熊野灘は、もう少し南に行かないと。
正直言って、事前の期待値は高くなかった。でもそれゆえ、津の居酒屋、津のホテル、船など、結構楽しめた。名古屋からの小旅行として。これからもこんな感じで、いろんなところを訪れ、楽しいところ・楽しいことを見出していきたいな。そんな気持ちになりました。人生、悪くないって。