「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観と共に成熟し、陶酔のうちに消えて行く」
これはウォール街の有名な格言。 ジョン・テンプルトンの言葉ですね。この点については、自分そして周りの市場参加者の気持ちが、どこに位置しているのか。投資家は、これを確認していくことが大切だと思います。
海運株で言えば、長期保有している方は楽観から陶酔に移りつつあると思うのかもしれないが、乗っかって間もなくの方は、気持ちが懐疑から楽観に移りつつある。いままで「懐疑」だったからこそ、これまでの相場に乗れていなかった・・・そんな状況かもしれないですね。
で、これは皆さんに覚えておいて欲しいのですが:
相場というものは、その人その人の株価の買値に関係なく動く。あなたがいくらで買ったかは、その銘柄の相場に関係ないし、関心事でもない。
ということですね。
繰り返しますが。ここもと上昇している日本郵船にエントリーしている方の、買いタイミングは様々でしょう。半年前に買っている方はおそらく余裕でガチホールド、ここ一週間前後に買った方はドキドキで、一旦儲かったものは、急落する前に速攻で売りたい。そんな気持ちの違いがあると思う。同じ銘柄を追っかけてるのにね。
とりとめがなくなりました。この辺はまた別の機会に、一緒に考えていきましょう。