私は現在は東京在住だが、以前は3年ほど名古屋に単身赴任していて、ここでセミナー・研修の仕事をしていた。その頃は地元地銀向け勉強会を行うため、月2回程度。夕方に一宮を訪れていた。2016年11月の話だな。
名古屋と岐阜との間に、一宮という街がある。この区間はJRと名鉄が並走しており、駅名はJR東海は尾張一宮、名鉄は名鉄一宮である。両駅は隣接している。
Wikiによれば、「一宮はかつては織物で知られた。紡績・繊維産業の一大中心地であったので「女工の街」と呼ばれたことがあり女性人口が多い。国勢調査推計人口で県内4位。道路、鉄道の利便性が良いので、近年は、織物・紡績・繊維の工場跡は住宅・商業施設になっており、名古屋のベッドタウンとして発展している。」とのこと。
聞けばこのあたり。かつては件の織物・紡績・繊維関係が栄華を極めたものの昨今はこれが廃れ、商店街もシャッター通りになりつつあった。が、そこを個人経営の居酒屋が進出し、ちょっとした飲食店通りになりつつあるらしい。そうか。俺は一宮で居酒屋放浪記やろうかなぁ。ということで訪れたのがこの店。中華との居酒屋だが、ワインを合わせるところが特徴と。なるほどな…と、いうことで早速、「中華の居酒屋ハマチョウ」へ足を運んでみたが、ここがなかなか良かったな。写真を。尾張一宮から300mぐらい歩いた当たり。この交差点はラウンドアバウトなんだな。珍しい・・・中華居酒屋「ハマチョウ」へ到着。まずはこの店イチオシの麻婆豆腐。ワインは、イタリアはモンテプルチアーノ ダブルッツォ。う〜む。これがなかなかに旨し。ワインもうまみが強くて、おいしい・・・と、後になってワインだけを飲んだら少し物足りなかった。そうか。この麻婆豆腐との組み合わせが、ワインの旨みを引き出していたんだな。納得…お店の方から、とってもジューシーな鶏の唐揚げをサービスしてもらった。塩とゆず胡椒でいただいてねと。う〜む。これは実に旨し。名古屋の人は、鶏のから揚げを本当によく食べるよな。これ、他県ではあまり知られていない名古屋の特徴だと思う。名古屋では観光客は、手羽先をよく食べるが、地元の人はそれ以上にから揚げなんだよな。海老マヨ。マヨネーズがマンゴ風味と。なるほどな。周りは米粉でこしらえたネットのようなから揚げが乗っかっているので、エビが少し見えにくいかもしれないが…う〜む。これはまったりと旨し。海老と米粉ネットっを一緒に食べると旨みが増すし、赤ワインともよく合うな。豚の角煮。豚の三枚肉を8時間煮込んだと。う〜む。さすがに旨し。とろとろ豚肉。焦がしネギ油、周りのあんもいい感じな。やはり赤と合うなあ。お腹いっぱい。
赤ワインと中華。これが思いもかけずに会うことが良く分かった。特に麻婆豆腐と赤。赤と合うように麻婆豆腐を作っているのかな。だんだんとお店が混んできたので、そのあたりを訪ねることはできなかったが・・おいしかった。おススメですね。
最後に位置関係を。こんなあたりですね。
歩いてJR尾張一宮駅へ。デコレーションというかイルミネーションというか、意外にもきれいだよな。さてさて当方これから、名古屋別宅に戻ることにします。今日はよく眠れそうだな。