掛川駅近くで昼食をいただいた当方、ここからタクシーで、30分程度移動する。この日は静岡県は御前崎、中部電力浜岡原子力発電所から5kmくらい離れたあたりの地元地銀でセミナーを。その後で、近くの海を見に。
この先に砂丘が。そして太平洋、遠州灘が。どんな景色が待ち受けているのか。ちょっとドキドキするな。楽しみ・・・
遠州灘の砂丘。写真の通りで…ちょっとはっとするくらいきれいな、夏の海。そしてそして、和歌山は南紀白浜をイメージさせるような、骨白の色の砂浜だった。
掛川駅からセミナー会場の地銀支店まで、当方を乗せてくれたタクシーの運転手さん曰く。遠州灘、この辺は、釣り人に人気がある。旨くて型の良いカレイやヒラメが釣れるので。で、これが浜岡原発の辺までいくと、さらに大きなカレイやヒラメが釣れるらしい。その理由は、原発から常に暖かい水が流れでているから、魚の生育が良いからと。
例えばうなぎは、温水の中で育てると、生育スピード、格段に早くなる。天然うなぎは、満足に食べれるサイズに成長するまで5年はかかるが、水温を上げエサを多く与え続ると、6か月で出荷できるサイズに成長するのだと。そうなんだ。
さて
当方これまで、新潟は柏崎、福井は高浜、青森はむつなど、原発がある海を訪れたことが何度かあるが・・・どこもどこも、驚くほどきれいな海なんだよな。観光地ではなく、手つかずだから。ここ浜岡も、然り。
なんだか・・・ちょっと微妙な気持ちになったな。おそらくは、特に産業がない地域。だから自然もきれいなまま、保たれている。そういうところに、町おこしも含め。原発が建設される。原発はその地域の経済にプラス寄与するから、それはそれで合理的なんだが・・・まあ・・・前向きに考えれば、事故の起こらない、あるいは万一起こっても、問題なく収束する。技術革新により、そんな原発、出来るといいということだな。そんな思いに駆られましたね。ネガティブに受け留める必要は、ないって。う~む。これで、いいのだ。
取り留めがなくなりました。この辺で。