昨日から、帝国ホテルに滞在しだした。1ヶ月ほどの期間。
これは 帝国ホテル サービスアパートメント | 帝国ホテル 東京という企画。新コロ禍で考え出されたアイデアなんだろな。
一月滞在で税込み36万円。高いのか安いのか。よくわからないが・・・通常なら日によるが、ならすとこの部屋は一泊4万円から5万円というから、まあ割安なんだと思う。これは一生の中でも最初で最後のチャンスと思い、即刻申し込んだけど。どうなるかな。
人気はかなりあるようで、「銀座・汐留側の景色の部屋を希望」ということで7月後半に申し込んだら、8月半ばからの滞在なら空きがありますとのことだった。
チェックインして、すぐに驚いたのは。泊っている方に結構、活動的な方が多そうということ。それがわかりやすいのがプール。
このメニューでは宿泊者は、ホテルのプールを自由に使えるけれども。なかなか予約をとることができないみたいだ。
俺は8月14日の土曜日、14:00にチェックインしたけれども。「プールは今後1週間分、まとめて予約できますよ」とコンシュルジェの方に教えてもらったが。実際にプールの担当者に電話をしたが、実際、予約が取れたのは木曜日の3時半から30分だけだった。
聞けば、朝6時から8時、あと16時から18時はラッシュタイムと言え、予約はほぼ埋まっている。普通ならばプールは自由に入れるのだが、新型コロナの影響で3密を避けるため、こんなことになってしまっているみたいだ。
まあ新型コロナも前向きにとらえて楽しく生きようと言う人たちが、結構多いと言う事だな。俺も俺流の滞在で、楽しく過ごそう。そう思ったけどな。
宿泊初日の夜。夕食はホテル内、パークサイドダイナーというレストランで野菜カレーを食べた。帝国ホテルはクラシックホテルの側面を持つシティホテル。このようなホテルはどこも、そのホテルの名にかけて、とんでもなく美味いカレーを用意するものだが、帝国ホテルも然り。ホテルのHPを見たら、以下の説明が。
「帝国ホテルのカレーの歴史は古く、メニューに登場したのは1931年頃。第8代料理長の石渡文治郎がヨーロッパ修行中に“近代フランス料理の父オーギュスト・エスコフィエ”の直弟子として修得しました。カレーソースを裏ごしせず、野菜のつぶつぶ感を残し、素材の旨味と食感を活かしているのが特徴です。」
1931年頃からのメニュー・・・さすがに設立来130年の歴史を誇る、このホテルらしいな。
ビーフカレーと野菜カレーがある。どちらがおススメですか尋ねられたら、ビーフカレーでしょうねと答えるな。もちろんこの野菜カレーもとてもおいしいのだが、野菜の味がいろいろと楽しめる分、逆に美味しさもいろいろ散ってしまっている印象。野菜の味が濃い・・・それはより味わいの深い野菜を使っているからなんだろうが。それゆえ、「ズバリ、これこそ帝国ホテルカレー!」とはなりずらいように思えた。実際、この仮説はしばらくしてビーフカレーを食べたときに、その通りとの結論を得ることになったんだが。
いずれにせよ、今後の一か月が楽しみ。浜口の夏休みの始まり。どうなるか・・・