浜口です。
2021年4月。JAL「どこかにマイル」で北九州空港に。緊急事態宣言の合間の旅だが、考えた末、九州は小倉に一泊、そして山口は萩に一泊することにした。これが、なかなかに良い旅になったな。写真を。
羽田空港、パワーラウンジからの眺め。最近は、行きは飛行機が近くに見えるパワーラウンジ、帰りはビール飲み放題のJALラウンジと、使い分けるようになってきたな。
羽田を飛び立ってすぐ。今回は西に向かって左側に席を取る。すると北九空港行きの飛行機は大きく右旋回、車窓からは海ぼたると東京湾横断道路が。東京湾の向こうは、房総半島だな。
これ以降の車窓は、ずっとずっと問答無用、雲の中。この日は東京から西は天気が悪かったんだな。しかし、九州は小倉の天気は雨のち晴れ。雨が降った後の晴れは、空気が澄み渡って最高だよな。こんな中、若戸大橋と若戸渡船(とせん)を見に行ってきた。
今回の旅のツレ。北九州空港はAVISレンタカーで借りたスズキのスイフト・1300cc。運転し心地は、やはり軽より厚みを感じるな。いい感じだ。
位置関係を。九州本線の戸畑から若松線の若松にかけては、小さな海峡がある。そこにかつて東洋一といわれた若戸大橋が架かり、海峡を渡す若戸渡船(とせん)が通っているので、それを見に行ってきたのな。
関門海峡にも、関門海峡大橋と関門渡船(とせん)がある。それに似てるよな。こちらは旧官営八幡製鉄、前新日鐵、現在の日本製鉄の企業城下町の名残が感じられる。この話をし出すと長くなるのでこの辺でやめておくが…鉄は国家なりの時代の雰囲気がぷんぷん。俺はそういうの、大好きなんだけどな。
小倉駅から戸畑駅へ。鈍行で3駅。向かいには日豊本線の大分行き特急が泊まっていた。いいな。
若戸渡船(とせん)の戸畑側の乗り場。すぐ後ろに、若戸大橋が見えるな。
若戸渡船(とせん)に乗って約5分、若松側に渡るしばらくして、戸畑側に戻る。この時に船が、若戸大橋の下をぐるっと旋回したのが素敵だった。写真の通りな。
戸畑側に戻り、若戸大橋を見上げ、写真を。下にある切手をイメージする。1962年、若戸大橋開通記念。このあたりは、新日鉄の企業城下町だ。そして新日鉄の黄金時代にこの橋は出来たということだな。
日本の高度経済成長の結果、出来た橋。そしてそれ以降も、昭和の経済成長を見守ってくれた橋。素敵だ…とさてさて、次回に続きます。