浜口です。
2013年頃の話。私はこの頃、講演会などで。こんなことを複数の参加者に、こんな質問されていたんですね。
「日銀の量的緩和は上手くいくんですか?」と。これは要は、アベノミクスに伴い宣言された金融政策は、本当にうまく行くのですか?というお尋ね。で、こんなふうに答えていた。。
・経済、ひいては経済政策は、常に、未来に対する、大胆な実験の繰り返し。これが法律など、他の学問と異なるところ。理系の実験とも、異なる。未来に対する実験ですからね。だから専門家に尋ねれば、明確な答えが帰ってくるわけではない。やってみないと、うまくいくかはわからないことばかりなんです。
・量的緩和の実験は、まずはアメリカのFRBが、ひとまず成功した。その後欧州、ECBも、量的緩和を真似して、なんとかうまくいった。こんな展開ですよね。
・今回の日本は、言ってみれば、欧米の成功事例を真似をするだけ。この考え方からすれば、ひとまず成功する可能性が高いのでは。ならば、それに賭けてみるのも、相場に乗っかるのも、悪くないと思うんですけどね。
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ここもとの新コロ対応金融政策も、2013年ごろ世界が行ったものをさらに大規模にしたものと考えれば良い。従い、これがうまくいくかも当時のことが参考になる。まあおそらくこの時の如く、成功するんでしょうね。
まあ、今回も。「楽観的に考え行動したもの勝ち」ということになるんだろな。少なくとも、株式投資については。
これからだ。