浜口です。週末ですね。
徳島・高知へと旅に③徳島線穴吹(あなぶき)駅から小歩危(こぼけ)への続きを。2020年9月の旅だな。
今から小歩危(こぼけ)を後に。今日の宿、ホテル祖谷(いや)温泉に向かう。
位置関係を。県道32号線で宿へ。「道が狭いので、運転は苦戦するぞ」と知り合いに言われたが、まあそれほどでもなかったな。
宿に向かう途中の県道。紅葉がきれいだった。
今日の宿に到着。いい感じの和風旅館。長時間ドライブの後、赤ワインの部屋飲みをちょこっと。これで一気に運転疲れが取れる。さてさてこれから、温泉をいただいてくるな。
湯舟は2つあるが、こちらはせせらぎの湯。アルカリ性単純硫黄温泉で、湯舟の温度は38.3度のぬる湯。アルカリ性だからかな。湯はぬるっとしていてなんとも心地よく、湯から出ると肌にすべすべ感が残る。ぬるくてぬるっとしていると、長時間入っていられるな・・・と、そうはいっても、夕餉の時間が近い。そろそろ出ることにするな。ちなみにこの写真はホテルの公式HPのもの。
今日の夕餉のメニュー。案山子(かかし)という和食コース。本当に最高だった。メニューの主なものを。
秋の前菜盛り合わせ。うお…美味しな。特に柿を甘く漬けてくり抜き、その中に美味そうな美味そうな具材を詰め込んだ柿釜が美味し。それ以外の一品一品も、それぞれ手が込んでる。素晴らしいな。
あまごの塩焼き。この手の川魚の焼きでは最もおいしいと思われる、いわなに似た味。最高だな。
土瓶蒸し。鱧、本しめじ、百合根などが入っている。これは、ほのかなな香りと旨みがなんとも…
阿波金時豚の味噌鍋。インスタ映えしない写真だが・・・美味しな。
食事を進めていくうちに感じたこと。ここの料理長は化学調味料を一切使ってないな。そこを尋ねてみたら。
わかっていただけましたか?!おっしゃる通りです。必要な料理は、すべて出汁をとっていますのでねと。
聞けばこの料理長は、京都は祇園で修行されたらしい。なるほどな・・・ここの料理をいただきながら。静岡で途中下車しながら名古屋へ②日本平ホテルの京懐石を思い出した。素材は山と海とで異なるが、出汁文化の和食、ルーツは祇園なのかな。ふとそんな想いが、頭をよぎったな。
食事後に、せせらぎの湯again。源泉かけ流し温泉の湯あたりよろしく、灯りも優しい。いいな。
さてさて、飲みかけのワイン一本を飲み終えたら、床に着くことにしよう。また明日。お休みな。