浜口です。
これは2010年5月に旧ブログにアップした内容。前回のブログと同様、やはり陳腐化してないと思うので、ここでもアップさせてもらうな。さてさて。
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浜口です。
少し前だが、本田直之氏(レバレッジ・コンサルティング代表取締役)のレバレッジ・リーディングという本がなかなか良かった。参考になればと。以下、要旨を引用・列記させてもらうな。
・ 私は年間400冊のビジネス書を読んでいます。読んで自分の糧になると考えると、これは読書というより投資活動と思うべきです。
・ 1,500円程度のお金で、著者の数年分の経験や試行錯誤の成果が読めるわけですから、自分で試行錯誤するより投資効率も時間効率も大変いい。
・ 投資には目的が必要です。「何のために読んでいるか」を自覚することが重要で、これで読後の効果も全く違ってくると思います。
・ 私がビジネス書を読むときのルールは3つあります。1つは多くの本を読むこと。2つ目は、全部読まなくてもよしとすること。3つ目はアウトプットすることです。
・ 極論すればワンフレーズでも使える言葉が見つかれば、それでいいのです。私は読みながら、大事だと思ったところに線を引いています。読み終わったら、アウトプットとしてその部分を抜き書きするのです。ほかの本の抜き書きとあわせれば、究極の自分本になります。
なるほどな。
以上は、納得できる考え方だと思う。1,500円程度のお金で、著者の数年分の経験や試行錯誤の成果が読める・・・・そう考えると、確かにこの程度の「投資」は安いもの。自分が考え事をするのに、優れた他人の頭脳・知恵と時間を使わせてもらえる可能性があるということなら。
読書に関しては、当方もこれまで、本田氏に近い感覚を持っていた。それを今回、氏は考えをより洗練させ、加えて整理して文章化してくれたように思うな(もちろん、当方が勝手にそう思い込んで読んでるだけだけどな)。
「優れた他人の頭脳・知恵は使わせてもらったほうが得」ということ、そのまんまだよな。
あと、「大事なところに線」「読み終わったら、アウトプットとしてその部分を抜き書き」は、当方も従来から、実践してる。このことの有効さを、身をもって感じているからな。
ただしこれだと、本はBook off では売れなくなる。セコイことを言うつもりはまったくないんだが、本の処分に困ることにはなる。それもあって、本が家にたまる一方だ。
う~む。やはりそのうち、ipad を買う一手ということかな。