浜口です。
札幌・ニセコへ旅に②ホテルオークラ札幌の続きを。2021年4月、新コロ緊急事態宣言が解除されたばかりの話。
今日夕餉で訪れたのすすきの炉端焼きのお店には、驚いたなぁ!8年前にも来ていた。
札幌・小樽に出張②すすきのに足を運ぶ。炭火炉端焼き、炙屋(あぶりや)へで紹介してるよな。
8年前は宿泊先の札幌グランドホテルが、すすきので炉端焼ならここと勧めてくれた。今回、ホテルオークラ札幌が勧めてくれたお店が同じなんだ。これは奇遇というより、お店が評価が一致して高いと言うことなんだろうなと。急に楽しみになった。訪れてみよう。
まずは毛ガニを。このお店を訪れる前に電話予約をし、なるべく美味そうなヤツを一匹、確保しておいててねと、お願いしておいた。これがこれ。オホーツク産、前浜産との札が。楽しみだ。
さばいてもらった。美味そうだが・・・確かにカニの肉はとても美味しだったが・・・カニ味噌が少な目かな。う~む。この地、北海道では、最高の旬の時期よりは少し遅かったか。この時期は、三陸あたりで食べるのが吉なのかな…ちなみに、ビールはサッポロClassicの生。北海道でビールと言えば、まずはこれだよな。
これは8年前、やはりこのお店でさばいてもらった時の毛ガニ。蟹味噌が溢れんばかりだった。このときは1月だったんだよな。
続いては、ほっけ。これは大ヒットだった!とにかく、うまい。身もふわっとサクッといい感じだが、皮と身の引っ付いているところのうまみといったら・・・大満足。ただ、嬉しい悲鳴ともいえるが。サイズが30センチ近くあってボリューム満点。それ自体はこのうえなく喜ばしいところだが、これで満腹、お腹がはち切れそうだ。これ以上の炉端焼きが食べられない。う~む。ここでの食事は、ここまで。
私に応対してくれた美女。ご覧の通り、ハートの良さ満点。新コロ禍で、お客さん対応が微妙な時期だったが、良い距離間でサービスしてくれた。惜しむらくはマスクをしてないとなお可なんだが・・・そうはいかないよな。
平日の早い時間ということもあるが、この名店であっても、客足は鈍い。一足早く新コロ禍を脱したすすきのでもこうか・・・ワクチンが望まれる。経済を回さないとな・・・
炉端焼きを堪能。夜のすすきのを散策しよう。前回、1月に来た時は気温は零下、小雪舞い散る中で散策などとんでもないムード。あらかじめ決めた店へ速攻で移動、そんな感じだったが、今は4月。ゆっくり散策できる。日が落ちるにつれ、このニッカの看板があるあたり、ここはすすきのの中心地だが、だんだんと良いムードになってきたな。
すすきのろばた焼きではカニとホッケしか食べていない。これだとしばらくするとお腹が空いてくる。そこで札幌ラーメンを食す。これは前回のすすきの夕食と同様。山岡家というお店に入ったが・・・関東で食べる札幌ラーメンとは一線を画すな。ここの札幌味噌ラーメンは味は意外とさっぱりしている。濃厚ではない。一方で表面に乗っかっている脂はとんでもなく熱い!うっかりすると、唇を火傷しそうだ。このぐらい熱くしておくのが、この地の札幌ラーメンの流儀であることを思い出す。そうでないと、冬の札幌ラーメン、すぐに冷めてしまうからな。こちらが本場の札幌ラーメンだ。とてもおいしかった。
札幌の朝だを。大通公園を散策。聞けば札幌でもようやく、桜が開花時期を迎えたらしい。まだ満開には程遠いが、開花したばかりの桜がこれ。きれいだよな。関東と比べると、おおむね1ヵ月遅れ位なんだろうな。札幌の朝の散策は、気温は寒めだが、風はさわやか。本州と北海道と気候の違いを感じるな。
ホテルの朝食。本来はとても美味しいビュッフェなんだが、新コロ対応でコンチネンタルの朝食に。まあ・・・しょうがないなぁ。ホテルのせいじゃない。新コロが悪いんだ。
すすきのは一時期、新コロの影響がとても深刻と伝えられたが、その後はカラオケ・飲食点などはとても優等生的に対応、この日の飲食店は、東京の9時まで営業とは異なり、12時まで営業できていた。それが大変残念なことに、またも営業時間の短縮を余儀なくされる。理由は4月23日に発表された東京含め4都府県の緊急事態宣言のせい。平仄を合わせると言うことか。これは大変辛いことだと思う。何かとばっちりを受けているなぁ。そう思った。
昨夜のすすきのでは、書いた意外にほっこりすることもあった。札幌・すすきのは道が碁盤の目のようになっているが、場所がわかりやすいようで意外とわからなかったりする。碁盤の目の中をGoogle mapをもとに歩き出すのだが、正しいコースをたどっているようでも、真逆の方向に歩いていたりする。
そんな中で方向オンチになっていたら。お酒を飲んでかなり盛り上がっていた風の女性3人組が信号のところにいたので、「ホテルオークラ札幌はどちらのほうですかね?」と尋ねてみたら。
ああ・・・ここはそんなに遠くないですよ。私たちがお送りします。さあ、行きましょう!だと。なんだか嬉しいサプライズ。それじゃあ、お願いするな。
いろいろと会話を楽しみながら、ホテルまでご一緒してもらった。ホテルに到着したら。私から、「連れてきてもらってありがとう。せっかくだ。みなさんにワインを一杯づつごちそうしたんだが、いかがですか?」と提案したが、曰く。
いやいや私はもう相当いただいて出来上がってますから、もう結構ですよ。ここまで、酔い覚ましに歩いて来れて良かったですよ。ホテルオークラ札幌は、普段は私たちが来ることはまあ、ありませんからねぇ・・・だと。なんだかハートがいいなあ、この女性3名たち。こういうちょっとしたことが、旅の思い出になるんだよなぁ。素直に嬉しかった。
ホテルの来る途中。彼女たち「私たち、何歳位に見えますか?」と言うから。そうだなぁ。21~22歳ぐらい?と回答。実際には30歳ぐらいかなと思ったが、お酒が飲めるようになるのは20歳ぐらいだし、それ+ αの年齢を言っておくのが賢明と、瞬時に思った。
そうしたら、彼女たち曰く。「大当たり!バッチリですよ~二人は21歳、一人は22歳。みんな、子供からの仲良しなんです」だと。ここで30歳?と言ってしまったら、とてもムードが悪くなったよな。難を逃れて良かった良かった・・・まぁこれも楽しい旅の思い出だ。よかよか(笑)
次回に続きます。