岡山での講演会が終了。明日以降は山陰での仕事なので、伯備線経由で松江に向かう。写真を。
午後3時過ぎの岡山発、特急やくも。グリーン車を奮発し、松江へ向かう。2時間半の旅。少し早い時間ではあるが、講演会後のご褒美、ビールをごキュッと。う~む。悪くないな。
伯備線、岡山~松江間、瀬戸内側の見所は、なんといっても高梁川。伯備線に寄り添うように走る。きれいだよな。このあたりは中流から下流にかけて。高梁川を見るには、進行方向、左側に座席を取ったほうが良い。
高梁川の超上流、分水嶺近く。倉敷辺りではあんなに大河だった高梁川が、上流では本当に小さな流れ。逆の見方をすれば、こんなに小さな流れの高梁川が、下流ではあれほどの水をたたえる大河になる。大きく育つもんだな。なんか・・・ロマンチックでさえあるよな。
伯備線は、トンネルの中で、分水嶺を迎える。新郷駅 – 上石見駅間にある谷田峠トンネル。瀬戸内側の高梁川水系が、日本海側の日野川水系へ。トンネルを越えると、日本海側。川の流れが変わっていることに気がつく。下りになるせいか、特急もスピードアップしながら、まずは米子を目指す。
最近は伯備線の分水嶺越え、車内アナウンスで教えてくれるんだな。以前のJR なら、こんな気の利いたサービスはなかったな。
松江駅に到着。乗車してきた特急「やくも」を。グリーン車、一両目だった。お世話になったな。
松江駅改札と行き先案内板。左は山陰本線・伯備線の上り。、右は山陰本線の下り。これを見ると、「山陰に着いたな・・・」と、実感できるな。
今日の宿は、松江は野津旅館。最上階には、松江しんじ湖温泉のお湯を使用した「大浴場 川面の湯」がある。露天風呂から見える、日本海側、大橋川越しの夕焼け。この日は曇りなので、夕焼けは拝めなかった。でもまあ、温泉でリラックスできた。
夕食は野津旅館のコース料理を。魚中心だが、出雲牛もあって、なかなか旨しだった。
さあ、明日は出雲市に移動し、新たな講演会ツアーが。今日はここで、ゆっくりしよう。次号に続きます。