浜口です。
今日の海運株、9101 日本郵船と9104 商船三井、引けてみたら共に年初来高値更新だったな。取り急ぎFirst look、ドタ感分析を。
凄いよなぁ・・・9101 日本郵船が13年ぶり最高益と!!で、俺はこう書いたよな。
「金曜日(今日だよな)は株価が戻るだろう。問題は金曜日に商船三井の決算発表があって、来期見通しがどうなるかだ。控えめな数値出してくると、海運株も全体として、一時的に材料出尽くし感出てくるリスクもなくはない」・・・と。このリスクを感じた向きがいたみたいだ。
商船三井の決算発表は、正午だったようだ。短信を見ると、2021年経常利益見通しは25%の減益。これを嫌気したのかな。あるいはAIがこのヘッドラインにネガティブ反応したのかな。後場寄り付きの株価は急落したが、その後一気に切り返す。以下のような展開だったんだな。
経常利益は大幅減益見通しだが、最終利益はほぼ横ばいを見込む。この「経常利益大幅減益見通し」に過剰反応せず、「最終利益横ばい」見通しを素直に「なるほど、やはりな。商船三井は、来期の利益見通しをやや保守的に出してきた。まあ大騒ぎするほどのこともないな」と受け止めた向きの勝利だったんだろな。
まあ俺は、後場寄りの商船三井の「騒動」を目の当たりにしていない、つまり後になってこのことに気が付いた。それでこのような後講釈を書いているわけだが。まあ、おそらくはそういうことなんだろな。
以上です。後はアナリストの見解を待とう。皆さん、良いGWをな。