浜口です。
梅雨の時期に熊本へ旅に⑤旅の最終日、阿蘇の草千里ヶ浜を目指す。の続きを。2020年7月の話ですね。
阿蘇駅からは県道111号を南下する。上り坂。この道は途中から阿蘇パノラマラインとの愛称がつくようになり、そのあたりから景色が一変する。これが本当に様変わりになるんだよな。写真を。
阿蘇パノラマライン。急に展望が開ける。これまでの狭い林道の先には、こんな広々とした草原、そして遠くには阿蘇の山々。こんな世界が待っていたのか。当方もテツや車でいろいろなところを旅しているが、景色の急展開と言う点で、阿蘇パノラマラインの上を行く道の存在を知らないな。とにかく凄い。
阿蘇パノラマラインは、草原の中を疾走して阿蘇五岳に迫る道と言われているらしい。実際、そんな感じ。天気は相変わらず曇りだが、霧が晴れてきて、景色が鮮やかになってきた。
急な展開。北海道以上かもな。ものすごい広さの草原で、牛と馬の放牧が至るところで。とんでもないスケール感にただただ、驚くばかり。そして当方が車を止めると、エサをくれるとおもったんだろな。知らず知らずのうちに、牛が近づいてきた。肉牛だろな。一番人懐っこいと思しき黒毛和牛は本当に接近してくれ、なんだか嬉しい。でも近づきすぎると、牛の角でけがをすることもありますよと教えてもらった。なるほどな。。。
こちらは馬が2頭。こんな近くで見れるとはな。ここにいる女性、驚くほど大きな声で馬に何か命令している。「エサを早く食べ終えて、早くあっちに行け」と言っているみたいだな。
ついに草千里ヶ浜に到着。ここは観光名所、当方も写真で見たことある風景だが、実際に来てみると、そのスケール感の大きさに驚かされる。霧が深くて、山が見えたり隠れたりだったが、広大な草原と湿地。素敵なところだったな。
草千里ヶ浜にある馬乗り場。ここで馬に乗らせてもらうと、草千里ヶ浜のかなり奥まで進んでくれるのかな。魅力的ではあったが、乗っているのはほとんどが子供だったので、当方は見るだけにした。でも景色も佇まいもいいよな。
草千里ジオサイト - 阿蘇ジオパーク オフィシャルサイトによれば:
「草千里ヶ浜は阿蘇五岳の一つ、鳥帽子岳の北麓に広がる火口跡にある78万5千平方メートルに及ぶ大草原と、雨水がたまってできた池とが織りなす自然なコントラストが非常にきれいな場所です。煙を噴き上げる中岳を背景に、放牧された牛や馬が草を食んでいるとても牧歌的な風景に、多くの観光客がドライブの途中に立ち寄り、のんびりと散策しています。草原を一周できる引き馬乗りも、観光客に人気が高い理由のひとつです」とのこと。
そうか。引き馬乗りは草原を一周できるのか。このシーンはかつて、阿蘇国立公園の切手で見たことがあると記憶してるが、楽しいだろうな。これからも阿蘇は再訪することになると思うので、その時に天気が良ければ、草千里ヶ浜の引き馬乗りをしてみたい。そう思った次第。次号に続きます。
阿蘇の草千里、