近鉄名古屋駅。まずは賢島行きビスタカーに乗り、伊勢中川へ。そこから急行に乗り換え、青山町へ。近鉄、2階建てのビスタカー、佇まいがいいよな。
伊勢中川から近鉄の上本町行急行に乗り換え、青山町へ。青山というと東京を思い出すが・・・ここは東京の青山とは相当異なる。むしろ真逆だな。夜間には夜行性の鹿が多く、近鉄との衝突事故がしょっちゅうとか。ちなみに隣の伊賀神戸は、伊賀の忍者で有名なところらしいな。
ホテルに到着。まだチェックインの時間には早いので、まずは温泉へ。
驚いた!恐ろしく広い。おそらくはこんなに広い露天風呂に入るの、初めてだろうな。!聞けばこの露天風呂、近畿圏で最大の広さを誇るらしい。あまりに広すぎて、iPhoneで露天風呂の全貌を撮り切れないくらい。この温泉の泉質はアルカリ性単純泉、少しヌルっとした感触があり、温泉で体がツベツベになる感が得られる。湯温が少しヌルめなのがありがたく、長い時間入っていられて、実に快適、いい感じ。温まるな。当方、一泊二日で延べ3度、いずれもそこそこ長い時間、入りに来てしまった。このホテルのイチオシ施設ですね。
こちらは石造りの端正な内湯。こちらもいい感じ。内湯のほうが泉質がいい感じがするな。ようやくチェックイン。ツインのシングルユースだが・・部屋が広くて快適。31平米あると。さきの露天風呂含め、このホテル、施設の広さを最大限とる工夫をしているんだろな。滞在型リゾートホテルことだから、それは正しい選択だろな。ホテルの部屋からの眺め。敷地全体を望む。ホテルが作った池と、その右に見えるのはログハウスのコテージ。ここもこのホテルの1部。ここには愛犬を連れて泊まることができるらしいな。ホテルで部屋飲み。ボルドーグラスをお願いしますと頼んだら、いい感じのものを持ってきてくれた。嬉しい。部屋で少しワイン飲んで書き物。また露天風呂。そんな繰り返しで、午後の時間を過ごしました。早めの夕餉。カジュアルなフレンチだった。これは、鶏のガランティーヌと。美味し。赤ワインとよく合うな。イトヨリの白ワイン蒸し、柚子香るブールブランソースと。白身魚をホワイトソースで。結構相性がいいな。
鴨胸肉のグリル、赤ワインソース。さすがに美味しだったな。
夕餉後は部屋に戻り、またもワインの部屋飲み。色々な考え事をしながら。明日の大阪の宴をどうしようかとか、ブログねたどうしようとか、自分の人生を振り返ったりとか。facebook覗いたりとか。
自分と対峙する。あとちょこっと温泉に浸かりに行ったり。どれも貴重な時間だよな。そんなこんなしているうちにワインが回り、いつしか行き倒れるように眠りに落ちる。いつもの好きなパターン。この感じ、悪くないな。そろそろチェックアウト。大阪に向かう。送迎のバスを待つ間に、ロビーラウンジでくつろぐ。ゴージャスな感じではあるが・・・バブルの頃に作られたのかなという感もなきにしも。まあこういうのもたまには、いいけどな。
このホテルの周りには特段、観光資源は無い。だから必然的に滞在型リゾートになるわけであるが、その心地良さを満たしてくれるものは確かにある。大きな露天温泉、広くてきれいな部屋。カジュアルイタリアン。地元の人が多いんだろううが・・・ホテルの人のホスピタリティもまずまず。
昭和のリゾートホテルのムードを感じるところもある。まあ。それはそれでいいと思う。少し古いホテルだが、部屋は改装されていてとても快適。おススメです。
それにしても。仕事を終えてホテル滞在の繰り返しだといい塩梅に時間が運び、仕事後に解放され実にリラックス、快適なホテル滞在になるのだが・・旅だけだと、チェックインする前からホテルに到着、時間を持て余すこともたまにある。今回もそうかな。そうなるとどうしても、ワイン飲み過ぎになったり。時間が自由にあり過ぎると、それはそれで不自由な面も。ある程度の時間制約の中で工夫して旅の楽しみを見出す。こちらのほうが性に合ってるのかな。ぜいたくな悩みではあるが・・・