浜口です。昨日のNY株式はバリュー一色だったみたいだな…と、今回は最近考えるところを、ちょっとつぶやきますね。
これは、さる運用会社の資料に掲載されていたグラフ。現状をわかりやすく説明してると思うな。
出所:三菱UFJ国際投信HPに掲載されている投資環境ウィークリー
ここにきて、これまで長い間グロース優位だった相場が、どうみても一変してる。特に去年の11月1日から、その動きが加速してる。この傾向はまだ続くと思う。理由?外人投資家・機関投資家がまだ十分、景気敏感バリュー株を買えていないだろうから。
未だこのジャンルを買えていない年金やGPIFのファンドマネージャーも多いと思う。私は彼らのメンタリティがそこそこ理解できるんだよな。理由?私が以前、年金やGPIF(当時は年金福祉事業団」)の株式運用を長くやっていたからな。
まあ花王でも日本電産でも、グロース株の上昇局面は末永くユルユル上がる傾向があるが。相場の潮目が変わり、売り込まれたバリュー株が上昇するときは、瞬間風速の速さで戻るんだよな。リターンリバーサル。これは経験した人でないとわからないよな。おそらくは。
上の銘柄群は、私が現在投資している高配当利回り景気敏感バリュー株の一部。下はその一部、
高配当利回り銘柄の投資魅力が高まると・・・同感だな。でも書いている、2011年1月8日の状況。
この銘柄群を見て思うこと。
おそらく。こんな会話をしてると思う。20年後にね。
ん?三菱商事、MUFG、三井住友FGの配当利回りが4%超?え?半年前は5%超だった?そうだよな。そんな時代もあったよな。
なんでみんな、買わなかったんだろうねえ。こんなブランド銘柄を、こんなに割安に放置して。あの頃のファンドマネージャー、何考えていたんだろねぇ・・・と。
ふと、そんなことを考えた。
この辺で。