まずは豊橋に。名物の豊橋カレーうどんをいただく。一見、何の変哲もないカレーうどん。これが2層構造になっていて、下にとろろご飯が入っている。上層部分のカレーうどんを食べ終わるとカレースープが残り、それを下のとろろご飯が受け止める。全体を混ぜていくと、カレーリゾットが出来るので、それを食す。そんな感じ。旨しだった。
ホテルに到着。写真はホテルHPのものをお借りしてます。右側のビル11F~16Fがホテルアークリッシュ豊橋。駅のすぐ近く、一見、ガヤガチャした場所にあるように見えるが、ひとたびホテルに入ると、まわりの喧騒からは完全に隔絶され、ホテルの世界にどっぷり浸ることが出来る。
聞けばこのホテル、じゃらんHPの「じゃらんアワード2017『泊まってよかった宿大賞総合1位(東海エリア51~100室部門)』」に輝いているらしい。期待が高まる。
宿の部屋。ダブルのシングルユース。いい感じ。近くのコンビ二でワインを買い込みチェックイン。今日はこれから、このホテルでゆっくりさせてもらう。
ホテルの15F、CLUB FLOORと呼ばれる宿泊者向けラウンジがあるが、ここがとても良かった。当方も、午後二時と早い時間のチェックインで、滞在中に暇を持て余した時はここを何度も訪れたが、とても良かったな。
ラウンジ。昼間はソフトドリンクを。夜八時以降はワインを飲めるようになっている。いいムード。天井が高いな。
LIBRARY。700冊を超える蔵書があるらしい。いい感じ。なぜだろう。本に囲まれると、空気が変わるな。背筋が伸びながらもリラックスできる感じになる。ここは人気で、長居する人が多かったな。
夕餉。当方が仕事で豊橋に行くたびよく訪れる、なんとも地元に根付いた感ある老舗居酒屋、百万石へ。ここの旨さは安定している。出張で豊橋に来る方にはイチオシ。 JRの東海道新幹線乗り場からも近い。まずはお造り。生しらす、真イワシ、マグロ切り出し。で、ゴキュっと。う〜む。たまらんな
この居酒屋名物、どじょう鍋。鍋に入っているのは、どじょうとごぼうと青ネギだけ。醤油味。それをたっぷりと山椒をかけていただく。これはたまらんな。山椒の風味と醤油味の出汁が秀逸。それがビールと良く合う。
居酒屋で食事をしたあと。CLUB FLOORのラウンジで飲み放題ワインをいただく。だから、家のみワインだが・・・でも、素晴らしかったな。このラウンジ、昼と夜とではムードが一変、別の顔を持つ。それもいいな。
朝食。なんとも洗練されたムードのRESTAURANT KEIでいただく。ビュフェではなく、ミニコースだった。レストランのムードからか、多くは洋食を選んでいたが、当方は和食を。30分以上かけて、ゆっくり召し上がってくださいねと。そ、そうか…いろいろものを少しづつ食べることが出来て、かつそれぞれがとても美味しい。ちなみに焼き魚はイシモチ。量的にも物凄くて、結果、この日はランチは抜きになった。
このホテル、ポジション的にはシティーホテルよりのビジネスホテル。 ANA系JAL系ホテルをちょっと小さくした感じ。で、それより少し、遊びの要素が入っている。最近流行りの、ビルの高層階の一部をホテルが占める造り。全体としてとても好印象。クラブハウスがいい感じなので、滞在型ホテルとしてもいい。ここは穴場。オススメですね。
そんなことをFacebookで紹介したら、誰かが言っていたな。まあ・・豊橋に旅行で行く事はないだろうなと。
なるほど。当方は仕事でこそ豊橋に来る事はままあるけど、確かにこの街は、観光資源がないからな。基本的には工業地帯。トヨタ、スズキ、ホンダのお膝元。豊橋の海の玄関(?)の三河港からは、クルマ、ものすごい数、輸出入されてるみたいだが。でもそれは、観光とは関係ないもんな。とにかく、名所・名物がない。豊橋カレーうどんだけでは、弱いよな。
でも三河湾・遠州灘・浜名湖から近いから。海の幸は豊富なんだけどな。なんとかならないものかな。
次回に続きます。