岐阜都ホテルをチェックアウト。さてこれから、岐阜から特急「しらさぎ」に乗って米原へ。前回書いた通り、ここの車窓は素晴らしかった。おススメです。で米原から、JR西日本エリア、新快速姫路行きに乗って大津へ。そこから今日の宿琵琶湖ホテルへ向かう。
琵琶湖ホテルは泊まるのこそ初めてだが、ちょこっと訪れた事は以前にもある。このホテルのすぐ近くに滋賀銀行本店があり、そこで講演会をするべく、事前の時間調整で立ち寄った。その時はとにかくとても寒く、このホテルは寒さしのぎの場所にしか感じられなかった。ホテルも閑散といた。が、再訪してみてびっくり。イメージしていたのとはかなり違う。華が感じられたいいホテルだった。写真を。
ホテルの外観。ペパーミントグリーンが基調なんだろうか。素晴らしいホテルだが、デザインが意外にも大胆。そのセンスに少々驚かされたな。
ホテルのロビー。いい感じだよなぁ。
ロビーの右側にあるイタリアンダイニング「ベルラーゴ」を二階から階下に望む。いいムードだよなぁ。
琵琶湖ホテルの部屋。いい感じ。デラックスフロア「Lumina〜ルミナ〜」の中の一室。改装したてらしいし、広くて明るい。部屋から琵琶湖が望めるな。
ちなみにホテルのHPでは、以下の通り紹介されているが、まぁ納得かな。
デラックスフロア「Lumina〜ルミナ〜」〜 コンセプトは「光」、「輝き」、「煌き」〜
身体も心もより輝かせ元気になれる空間でおもてなし。
目の前に広がる雄大な琵琶湖や比叡・比良の山々など大自然を心と身体で感じてください。部屋からの琵琶湖の眺め。向かって西、京都・大阪側。船着き場があるんだなぁ。向かって東、彦根・米原側。遠くに大津プリンスホテルが見えるな。右端の建物。このホテルのライバルだな。このホテルには温泉大浴場がある。ホテルのHPによれば、以下の通り。
「瑠璃温泉 るりの湯」は男湯・女湯ともに琵琶湖を一望しながら、ご入浴いただける空間です。また広々した大浴場では脚を伸ばして、心と体を温め、旅の疲れを癒していただけます。琵琶湖の絶景を感じながら、寛ぎのひと時をお過ごしください。
実際、この紹介文通りだった。う〜む。実に温まるな…今日の夕餉。THE Gardenというレストランでディナー・ビュッフェを。無類の甲殻類好きである当方、ボイル・ズワイガニの食べ放題があると聞き、ここに決めた。お昼を抜き、満を持して全力で蟹さんをいただく。おかわりしまくる。
蟹は水分が多いせいか、食べても食べても腹いっぱいにならない。ゆえにこれでもかと言う位、何回もおかわりしいただく。満足・・・まあ当分はカニ食べなくていいかな。カニ以外でほっこりきたメニューはこれ。合鴨と鶏肉のつくね和風鍋仕立て。柚子胡椒でいただけと。胃に優しかったな。
ホテルの部屋で傾ける。グラスはボルドーグラスの足がないやつ。ちょっと微妙だったが・・・まぁ悪くないな。いつの間にか寝落ちし、夢の中へ・・・
朝が来た。ホテルの部屋からの景色。こんな感じ。天気が良くないとムードが劇的に変わるのが琶湖の常だよなぁ
これも意外にいけた。比叡湯葉の餡掛けだと。和風の味付けな。キノコの旨味も結構効いてるな。
さて
このホテルは文句なしに良かった。訪れてロビー、そして部屋を見た瞬間、そんな感じを持てた。おススメです。
当方が宿泊したのは日曜日。日曜日というのは宿泊客が少なく、ゆえにホテル料金が安いことが多い。にもかかわらず、この日はレストランがかなり混んでいた。
このホテルは宿泊客以外に、食事だけのために訪れる地元客も多い様子。大津と言うと京都からそんなに遠くは無い。日曜日なのにたくさんのお客さんが来ていると言う事は、このホテルならではの食事の美味しさに加え、ホスピタリティーの高さ、観光客が多く価格が割高な京都とはまた違う魅力があると、地元の人が思っていることの証なんだろうと感じられた。
今回はビュフェのディナーを頂いたが、他のレストランも魅力的に移った。ここは再訪してみたい。繰り返すが、常に割高感が否定できない京都に泊まるのであれば、快速で2駅、少し先の大津まで足を伸ばしてこのホテルもしくは大津プリンスホテルに泊まる選択肢は、実に魅力的に思うな。
これも繰り返すが、滋賀県は湖西、大津近くの高級ホテルは琵琶湖ホテルか大津プリンスの二択。両方とも素晴らしいが、縦に長く高層を誇る大津プリンスはかつての赤坂プリンスをイメージさせる。まあそれは当然。デザイナーが同じ方なんだから。一方で琵琶湖ホテルは、東京で言えばホテルニューオータニのイメージなのかな。東京で言えば。まあそうは言っても、どちらもリゾートホテルではある。
このあたりの見方、参考にしていただければ嬉しく思うけどな。