東京から名古屋へ。東海道新幹線のグリーン車に乗ったら、前のポケットに新幹線の車内誌「ひととき」が。見ればこんな特集だった
そこで紹介されていたのが、この民宿舟倉(ふなそう)の料理。琵琶湖の幸を存分に堪能できると。これに惹きつかれた。行ってみましたが、最高でしたね。料理も。そしてこの舟倉の周辺、琵琶湖の景色も。
位置関係を。宿の場所は、北琵琶湖と呼ばれるらしい。最寄駅は北陸本線の河毛(かわげ)。
名古屋駅にて。特急「しらさぎ」金沢行きに乗って、東海道本線・北陸本線と進み長浜へ。そこで鈍行に乗り換え北へ 2駅目の河毛へ。
ご参考まで、名古屋から米原方面に向かう時は、新幹線よりもこちらの在来線特急「しらさぎ」の方がおススメ。なぜか。
高架をあっという間に走り向ける新幹線よりも、車窓を遮るものが少ないこちら在来線のほうが景色が良く、しかも速度も速すぎず、いい感じに旅情が味わえる。ここは強調しておきたいな。
加えて言えば、名古屋ー米原間は、鈍行についてはお勧めできない。なぜか。窓が汚れていて、景色が綺麗に見えないことが多いから。
これは名古屋~浜松にかけてもそう。JR東海は鈍行だと収益性が低いから、鈍行の窓をきれいにしておくモチベーションがないのかも。さらにいえば新幹線に誘導したほうが得策と考えてるのかもしれないが・・・良い了見ではないな。河毛に到着。天気が急に晴れて来た!こはくちょうバスというコミュニティバスに乗って琵琶湖のほとり、宿の近くのバス停へと向かうが・・バスの運転手さんが、「宿のチェックインまで、まだ時間があるでしょ?ひとつ前のバス停で降りて、湖北野鳥センターへ行ってみるといいですよ」と。そうなんだ。
この建物が件のセンター。琵琶湖に面していて、野鳥が観察できるというので寄ってみたら、驚いた。野鳥センターから琵琶湖を望む。とてもきれい。そして確かに、鳥がたくさんいる。左側の木が倒れているが、数日前にこの地域を襲った台風21号の影響だよな。
野鳥センターの望遠鏡の中を撮ったもの。大きな鳥がたくさんいる。アオサギと、後はおそらく、手前がダイサギかなと、友人である「日本野鳥の会会員」がfacebookで曰く。まあ、綺麗だよな。この日、野鳥センターで見られた鳥に〇が付けられてる。種類がとても多い。琵琶湖はバードウオッチングの聖地みたいだな。今宵の宿、民宿・舟倉(ふなそう)に到着。宿の建物自体は普通の民宿全だが、全室琵琶湖に面しているので、部屋から琵琶湖を望めるのは嬉しい。11月〜2月にかけて、宿の前の湖は、シベリアから飛来してくる白鳥のたまり場になるんだそうな。常に窓の外に白鳥が見えると。凄いな。夕餉にはまだ時間があるので、あたりを散策。これは琵琶湖から北方向を望んだ景色。湖の向こうは、滋賀の近江塩津、もう少し先は福井の敦賀あたりが位置すると思う。綺麗だよな。
さてさて、これから夕餉。楽しみだな。次回に続きます。