和歌山は串本経由で名古屋に②ホテル&リゾーツ和歌山串本の続きを。2019年の1月、お正月明けの話ですね。朝が来た。曇りか・・ホテルの部屋からの眺め。テツが走る音がしたので、大至急iphoneを用意。撮影を。橋杭岩とテツ、絵になるな。特急と思しきこの車両、何だろうか。わからないが・・でも、嬉しかったな。
ビュフェの朝食。多種類に及ぶメニューをざっと見た後、今回は南端(なんたん)茶漬けとしょらさん汁だけ、何度もいただくことにした。それぞれ、地元に根差したメニュー。しみじみ美味かった。南端茶漬けは、紀伊半島最南端の茶漬け。生カツオの胡麻ダレ和えにカツオ出汁と様々に薬味を添えていただく。このホテル独自のものらしい。しょらさん汁は地元の味噌汁。魚のつくねが入っていて、味噌は甘目。う〜む。どちらも美味し。お代わりも。こういう朝食だと、するすると食べてしまうな。
空が晴れてきた。ホテルの庭に出てみる。方や太平洋と橋杭岩、方やホテルの外観。天気は良くなり風が吹いてないので、とてもほっこりしたムードに。さすがに本州最南端、最高だな。寒い時期ゆえ、そう感じた。
日が差してきて、暖かくなってきた。部屋に戻ってみると、さらに暖かかった。そうか、この部屋は南に面しているから。天気が良い冬の日はぐんぐん、そのメリットを受けるんだな。素晴らしい・・・と、一方で前回ここを訪れたときは8月。「あの時は暑かったなあ。汗びっしょり」と感じたことも思い出した。同じ土地でも、訪れる時期によって印象は様変わりになるもんだな。そう思った。ホテルをチェックアウト。串本駅へ。ここからは名古屋を目指す。まずはこの特急「くろしお」で紀伊勝浦まで。紀伊勝浦に到着。なんと、の写真でほんの少し登場していた紀勢本線の鈍行車両が。この紀勢本線鈍行の濃い青い色、たまらないな。再会できて良かった…紀伊勝浦からは。ここが始発の特急「ワイドビュー紀伊」に乗って終点、名古屋まで。
串本から紀伊勝浦まで特急「くろしお」で。紀伊勝浦では乗り継ぎで50分待って、そこからは特急「ワイドビュー紀伊」で名古屋まで。11時3分に串本を出て名古屋到着は16時10分。途中乗り継ぎあれど、延べ約7時間の長旅。しかも特急「ワイドビュー紀伊」はいつもはガラガラなのに、この日は指定席、自由席とも満席。成人の日を前後する土曜日のせいかな。
紀伊半島の先端をぐるっと回る旅が終わる。紀伊勝浦〜名古屋間がやや曇り気味だった以外は、ほぼほぼ天気に恵まれた。東京から名古屋まで遠回り、良い旅になって嬉しかった。
人生、悪くないな。昨日の部屋飲み赤ワインの残りを、件の特急にて少し嗜みながら、そう思った。