浜口です。
これは2月21日付日経ヴェリタス、元シティグループ証券のストラテジスト藤田勉さんの寄稿文。
「世界の株式相場はバブルなのか?」の中の一部。備忘録入りだろな。
ピンクのマーカー部分は、経験則として、市場参加者が良く口にする類の話。ここはさすがに藤田さん、頭の中がよく整理され、まとまっていらっしゃる。書き方がシニカルで面白いが、本質をついている。ちょっと書き起こしておきますね。
・筆者の経験では、「バブルだ」と言う人が多くいるうちは、株価上昇が続く。
・株価上昇が長期化すると「バブルだ」と言う人は沈黙し、やがて弱気論者は淘汰される。この「誰も弱気を言わなくなったとき」こそ危ない。現在、幸いなことに、弱気論者はまだ「意気軒高」である。これは上昇相場が長続きする可能性が高いことを示すシグナルであると言える。
まあ、その通りだと思いますね。さらに言うと。
現在の相場がバブルだと言っている人は。多くは相場観が曲がっていて相場に買いで参加できていないか、もともと相場をやっていないかのどちらか。そこに気がつくべきだろうな。投資家であれば。
そう思いますけどね。どうだろうか・・・