今回はまた古いな。私が大阪に単身赴任していたころ、2013年10月の話。滋賀県は長浜で講演会を。この日は金曜日だったので、週末そのまま、琵琶湖のほとりにある北ビワコホテルグラツィエに宿泊。 北イタリアのヴェローナの街をコンセプトに、インテリアの細部までこだわったホテルというが・・・良かった。ここはおススメ。写真を。
ホテルのロビー。確かにイタリアのホテルのムード、漂うよな。
ホテルの部屋。やはりイタリア風。なかなか感じ良かった。明日の天気予報は大雨(!)のせいか、ホテルはガラガラ。ここはツインにアップグレードしてくれるとさらに嬉しいところだが…叶わず。まぁいいか。
早めに到着したので…まずはホテルのカフェ、ヴェローナへ。やはり人はほとんどいない。でも、これはこれでいいムード。TheEaglesのSade Cafeという曲を思い出す。ここで考え事をするのも、悪くなかろうな。赤のグラスワインを注文。こんな女性が運んでくれた。名札を見ると研修生と。そうなんだ。
う~む。このSad Cafe、悪くないな。ワインのほろ酔いのせいもあってか・・・少し幸せな気持ちになってきたな?(笑)
琵琶湖の夕暮れ。雲が多くて、きれいな夕焼けとまではならなかったが、それでも素晴らしかった。夕日は刻々と、そしてあっという間に、沈んでいくな。
さて
夕食は、和、中、フレンチイタリアンから選ぶ。イタリア風のホテルながらも、評判が良いので夕食は和食を選んだ。日本料理「竹生島」というレストランに足を運ぶ。これが大正解。おいしかったな。
お造り。ビールとよく合うな。カラスガレイの餡かけ。上品な白味。左は海老芋のてんぷら。塩でいただく。いろんな種類の旨みが、天ぷらの中に凝縮。右は宝楽焼。鰆、アワビタケ、海老など。塩が敷き詰められている上に、焼き物が。なんとも豊穣な味。右はきのこの土瓶蒸し。キヌガサタケ、まいたけ、しめじと鶏肉。すだちを入れると、味が劇的に変わるな。しみじみ旨し。左は〆はイクラごはん。
レストランの人に、「料理、おいしいいですね。近江料理なんですか?」と尋ねると、これは、京都の和食、京懐石ですと。京料理はなんといっても伝統がありますから・・・でも近江ならではの素材を多く用いて、特色を出していますのこと。
コース料理には松竹梅の3種類があり、当方は梅、お隣は、松の様子。チラッと見ると、さすがに使われている素材には、相当、差がある様子だが…味付けがしっかりしているので、使われている素材は違っても、味わいにはそれほど差がないようにも思う。作り置きをしていないし、おそらくは化学調味料も使用していない。そのあたりがおいしい理由と思われるが、詳しいところはよくわからない。
当方これまで、日本全国、行脚をしているが・・・東京から来た場合、滋賀県に泊まることは、ほとんどなかった。滋賀県に来ても、翌日の移動を考えると、大阪まで移動して泊まるケースがほとんどなので。でもたまには、こんなとこ、琵琶湖のほとりに宿泊するのも良いな。
長浜はおそらく、また来る機会がある。その時もここに一泊して、今度はホテルに敬意を表し(?)、イタリアンを食べることにしようかな。楽しみだ。大阪からの小旅行。人生、悪くないって。