木次での講演会終了後、松江に移動。ホテルにチェックインした後、山陰の冬の海の幸を。この日の宿、松江しんじ湖温泉 ホテル一畑のフロントで尋ねたら、「ここがイチオシですよ」と教えてくれた居酒屋、丸善水産へ。写真を。丸善水産のカウンター。美味そうな魚介が待っているのかな。
まずは境港産の松葉ガニを。島根に出張旅で三泊①安来と松葉ガニ事件で紹介した松葉ガニ、件のスーパーで買って食べたあのカニをイメージするな。こちらはかなり小ぶりだが…お店の勧めにより、刺身にしてもらった。
左の胴体部分は、軽くあぶってもらった。う~む、これは貴重な一品。なんという食感・・・プリプリというべきかべローンというべきか・・・ビールと実に良く合う。美味かった。出来れば・・・さばく前に、カニの写真を撮らせてもらいたかったな。
はたはたの焼き物。今が旬と。う~む。これが大正解。最高に美味かった。白身はホクホクホクっと。卵はプチプチっと。
それにしても、山陰ではたはたとは驚いた・・・と、丸善水産曰く、はたはたは秋田が有名だが、実は日本海に幅広く分布してると。
このはたはた、白身も卵以上に、「頭」の美味さが忘れられない。頭の後ろの内蔵のようなところに、苦味と旨味が固まってる部分が。これは・・・日本酒も欲しいな・・・で、こちらもお店の勧めに従い、「月山」という大吟醸を。この組み合わせ、最高に美味しだった。
松江大橋の橋のたもと。向こう岸には、小泉八雲が長く滞在していたという旅館、大橋館がある。橋の左側は宍道湖だな。
丸善水産で飲んだあと、ホテルへの道すがら、ふ~らふらとこの橋を歩いた。考え事をしながらね。しみじみすることを。
島根3daysの二日目。松江の割烹やまいちに、会社の後輩と二人で。
まずは刺身4点盛り。白いか、寒ぶり、ひらめ、あとは・・・なんだったかな?ビールとよく合ったことは覚えている。
しめ鯖。しみじみ美味し。
甘鯛の塩焼き。う~む。ホックホクだな。
日本海の甘鯛、最高です。割烹曰く、今が旬の始まりと。甘鯛は脂肪がまるでないのに、とてもねっとりとした味わい。実に美味し。やはり日本酒がないと・・・地酒、「豊の秋」を勧められた。蔵が近くにあるらしい。この酒もしみじみ旨し。
宍道湖しじみの味噌汁を。しじみのだしが立ってるというか、実に濃厚だった。素晴らしかったな。
私はこの日は、島根の地元地銀本店で、大規模講演会の講師を。これは実にプレッシャーだった。
先方との外交含み。当社役員がわざわざ東京からやってきて、先方の地銀役員とともに講演会に参加。その後で接待と。この当社役員、事前に私にこんなことを。
「浜口君な、私は。『どうでしたか、うちの講師は?よそさんと比べて?違うでしょ?』みたいな話を先方にするつもりなんだ。だから、さすが!といわれるようなプレゼンを、よろしくな」と。う~む、でしょ?(笑)
で講演会終了後、その役員とともに来ていたこの地銀の営業担当者の後輩と、ここ「やまいち」で傾けたというわけ。彼曰く「講演は大成功!浜口さんの話は久しぶりに聞かせてもらいましたが、とても良かった。当社の役員さんも先方も満足。私の顔も立ちました。良かった良かった!これで新しい投信の取り扱いも叶うことでしょう!」と喜んでくれた。そんなこんなで、二人で大いに盛り上がったとさ・・・・というわけだったんです。
成功の美酒を、山陰の魚介とともに・・・う~む。人生、悪くないな。