浜口です。
JALに続き、ANAもファイナンスも公募増資ですね。先週金曜日、11月27日引け後すぐに開示されたが・・・詳しくは以下をご覧ください。
9202ANA 新株式発行並びに株式売出しに関するお知らせ。
私がほんとかよ・・・ANAもか・・・で書いた内容との相違点を。
・規模がデカい。JALの調達額上限1800億円メドに対し、ANAは3321億円と。JALより約85%多い。
日本株が堅調地合いの中、「ここは気合で、JALを上回る額で行きましょう!」と、主幹事の野村、ゴールドマン、そしてSMBC日興のどこかあるいはすべての幹事証券が、ANAにハッパをかけたのかな。知らんけど。
・従い、新株発行に伴う希薄化度合い、それに伴うネガティブインパクトは当然、ANAのほうが高い。しかしその場合は、公募価格が低く決まることになるから、公募を引き受ける立場からは、悪い話ではない。
・応募価格決定日は12月7日(月)から9日(水)。まあ7日の可能性が高いのかな。ここから何%のディスカウントになるのか。
それにしてもANA、JALに先を越された感もあったが、その懸念は杞憂に終わるのかな。これもやはり、世界同時金融緩和、カネ余りのなせる業だよな。
まずはお手並み拝見。せっかくだし(?)・・・私も申し込んでみよかな。まあ今週の市場を見て考えることにします。