2017年7月。この頃私は名古屋に単身赴任時代していて、名古屋から蒲郡に出張に行ってきた。蒲郡・・・地元に愛されている安くてうまい居酒屋がないかな。食べログで調べてみると、それらしいのがあるな。丸愛酒場という居酒屋。
行ってみる価値がありそう。直感的にそう考え訪れたら、やっぱり良かったな。写真を。
驚いた・・・地元地銀での夕方の投資環境勉強会のため、早めに蒲郡を訪れ、フラフラと散策していたら。件の居酒屋を発見。のれんが出ている。もう開店しているのかな。一仕事終えたら、来てみよう。
位置関係を。名古屋から東、豊橋方面に戻ると蒲郡駅があるが、丸愛酒場はその駅近にある。
到着5分前に。「食べログで見たんですが・・・今からお邪魔させてもらいますね」と電話を入れ、お店へ。いい感じ。確かに「酒場」と言うそんなムードを感じる。期待できそうだな。
まずは旬のマナガツオのお造りで傾ける。マナガツオ、関東では認知度低いが、名古屋以西では高級魚なんだと。予想に反し結構濃厚な味わい。実に旨しな。
続いてはホタテの貝柱バター焼き。地のものでは無いが…まぁここは酒場なので、旬の肴にこだわっているわけではない。うお・・・これは思いもかけず旨し。期待を上回る。ビールとよく合うな。
わら白子のポン酢。湯通しがしてある。今が旬らしい。濃厚な味わい実にうまし。まあそれにしても…鰆のポッテリとした白子の大きさにびっくり。う〜む。同じオスとして、なんとも…
本ギスの唐揚げ。衣はパリッと、身はホクホクで旨し…こちの唐揚げもあったのでどっちにしようか迷ったが、今回は本ギスにしてみた。次回来る時はこちも頼んでみよかな。
お店のメニュー。見ての通り。旨そうなものばかりで、一品の値段は400円台から600円台に集中している。良心的だよなぁ。こういう居酒屋はまた来たくなるよな。
お店の中のムード。お店は古いんだけど、客層が意外と若いことに驚かされる。この写真をFacebookにアップしたら、さる女性曰く。
まぁ、あちらの伏し目がちな女性、ベッピンさんだこと。ナンパなさったら?(笑)だと。う〜む。さすがにそれは…(笑)
お店には2時間位で後にした。楽しい時間を過ごさしてもらえた。
翌日、改めて食べログのコメントを見ると、「呑み助には堪らない」「縄暖簾と店内の佇まい、身体が馴染むわ〜」「とても居心地が良いお店。またゆっくりと来ますね」そんなコメントが書かれていた。なるほど、同感だな。
これは大阪にいた時もそうだったけれども。名古屋はあまりにも飲み屋の数が多くて、なかなか絞り切れない。
これがちょっと地方、魚が上手そうなところに足を伸ばすと、店が絞りやすく、かつ期待通りに魚介が美味いケースが多い。今回もそうだった。
蒲郡から名古屋に向かう帰路は、東海道線の鈍行列車で座っているうちに寝てしまい、気がついたら名古屋の手前だった。まぁこれはこれでいいな。人生悪くないって。そんな気持ちになったけどな。
皆さんは、蒲郡にわざわざ来る事はなかなかないと思うけれども。名古屋に来ることがあったら、ここまで足を延ばしてみるのも良いアイデアだと思う。ずばり、オススメです。