浜口です。
秋の島根三泊出張の三日目。この日の目玉は、ずばりテツ。まずは一畑電鉄を雲州平田から、松江しんじ湖温泉まで乗る。でJR松江駅まで歩き、山陰本線で出雲市駅まで乗って、昼食を。その後山陰本線を少し戻り、宍道から木次線に乗って木次まで。ローカル線の旅。写真を。東急もしくは南海からのお下がり電車。かなり古い。でも味わい深いスタイルだよな。
一畑電鉄、車内はこんな感じ。古い電車のせいか、ショックアブソーバがへたった車のような、ボヨンボヨンという感じの乗り心地だったな。
玉造温泉駅に途中下車。これは古い、キハ47気動車。各駅停車。運転士さんは女性だったな。
出雲市駅にて。こちらは新しい、山陰本線の下り各駅停車の気動車。一両だけで運行。ちょっと、カワイイ感じだな。
山陰本線出雲市駅にて。今日のお昼は出雲そば。卵・とろろいも・大根おろしの、3点割り子そば。さすがに出雲市駅。駅そばながら、きちんとした出雲そばを食べることが出来るんだな。もらったそば湯が実に濃かった。そば汁に入れたら、とろ~とな?
松江・出雲・木次の位置関係を。赤丸が木次。島根県からやや広島県方向に南下したあたり。宍道駅にて、木次線。ローカル線の極みだな。宍道から終点の備後落合まで、81.9km。これを通して走る列車は一日3往復しかない。え?二両編成?贅沢な車両運用だなと思ったが・・・一両は回送車両だった。
木次駅にて。木次線の宍道行き。カラフルな車両。こちらは順当に一両編成だった。木次線の山合いの景色は実にきれい。秋を感じさせてくれるな。
木次線の車内。写真では違いがわかりづらいかもしれないが、一畑電鉄の古い車両と比べると、格段に新しい。そして意外に広く感じられるな。
これは大好きな写真。木次の斐伊川の沈下橋。高知の四万十川みたいだよな。この写真を見せたら、ある人から「これはほっとする風景、日本の原風景ですね」というコメントが聞こえてきた。そのとおりだよな。
大雨や上流のダム放水などで、川が大幅増水した場合。橋に手すりなどがあると、橋げたごと全部流されてしまう。沈下橋はそれを避けるために、川が増水して橋が水没しても、水がスルッと抜ける形にしている。結果、橋は流されない。。。そんな仕組みだな。
さて
木次で講演会・勉強会とこなした後。勉強会で当方の話を最も熱心に、うなづきながら聞いてくれていた、主催者側の女子行員の一人が、当方を軽自動車で駅まで送ってくれた。「私が行きます!」と、自ら名乗り出てな。う~む。嬉しかったな。残念ながら、こちらの写真はなしです。
その後宍道まで、木次線で逆戻り。タクシーでひらたメイプルホテルへ。2泊目。夕食の割烹温泉’ゆらり’も2回目。
またも会席料理だが・・・う~む。昨日とメニューがほぼ一緒。昨夜の料理とは違うものをお願いしますねと頼んでおいたのにな。まあ、しょうがないか。
割烹温泉’ゆらり‘は、中国地方最大級の100%天然掛け流し温泉。泉質良し。ここの露天風呂に浸りながら、今回の出張を振り返る。
今回の島根ツアーは3日とも天気に恵まれた。仕事も手応え十分、首尾良くこなした。そしてよく歩きよく食べよく走り、よく乗った。訪ずれたのは、安来・松江・斐川・雲州平田・玉造・出雲市・木次。う~む、達成感。
今日はここに一泊、明日は出雲発羽田行きのJAL午前便で帰り出社。で夜は、facebookメンバーとの宴。出張ではずっと一人だったからな。仲間と会えるのが待ち遠しい。特に当方、この日会うメンバーとは、絆を強く感じているんでな・・・・温泉に入りながら、こんな思いに浸たった。
空には星が。空がなんて低いんだろう。人生、悪くないな。