浜口です。
まさかのトランプ大統領、新コロ陽性・・・考えるところ色々あるが、もう少しニュースフローを待ちたい。幸い週末です。さてさて。
長崎は雲仙・大村と旅してきました。天気が実に懸念されたけれども、なんとか切り抜けた。旅はとても楽しかったな。
これは2020年9月、つまり先月の話。東京からのGo to travelが解禁されたよな。そのタイミングでこのアップをと思いました。う~む。秋の旅の参考になると嬉しいな。
羽田発長崎行き、JAL605便の窓から見えた富士。向こうに見えるのは伊豆半島だよな。飛行機が少し低く目に飛んでくれたので、こんな写真が撮れたんだと思う。嬉しかったな。
長崎空港に到着。ここから二日間の旅の友、佐賀ナンバーの日産ノート。これに乗って。島原のほうに出かけることにするな。
地図を。長崎空港がある大村市から、まずはこのgoogle mapの青線ルートで雲仙市、島原鉄道の古部駅のほうへ向かう。途中、有明海にかかっているとても長い橋を渡るが、これがかつて世に問われた、有明海の諫早堤防の上に出来た道路。
この地図で46分と青の白抜きで書かれているあたり、ここはJR長崎本線の湯江駅の近くなんだが、道路際にこんな素敵なお店があった。
深山水産。「竹崎かに」とあるな。興味深い。ちょっと立ち寄らせていただきましょう。
竹崎かには、有明海で取れる美味いワタリガニ。365日いつでも食べられる蟹!佐賀の隠れグルメ「竹崎カニ」を「蟹御殿」でに詳しい。竹崎は佐賀県だが、長崎県も有明海に面しているので、ほぼ同じカニが取れる。ここで販売しているかには本来は「竹崎」ブランドではないが、実質的にはほぼ同じ。実際、その通りだと思う。
「佐賀県竹崎で買うより、こちらのほうがお安くてお得ですよ」と、お店の方曰く。なるほどな・・・要は豊後水道、大分県で取れる関サバ・関アジは高価だが、同じものが対岸の四国であがると、価格は高くならない。これに近い理屈だな。
これがこのお店の竹崎かに。旬は10月~11月。今は9月なので、少し小さめが多いと。
ここは販売店なので、本来は食べることはできない。しかし私が、美味そうだなあ・・・と言う顔をしていたら、お店の女性が。これ・・・一匹だけ煮た蟹があるんですけど、食べませんか?と。価格は350円にしておく。お店の端に椅子があるから、そこに座って食べてくださいと。
そうなんだ。嬉しいな。それじゃあお言葉に甘えて・・・
このお店の竹崎かに。早速むしゃぶりついたが・・・美味い!蟹の味が濃い!身がむっちり、パンパンに入っている!私はわたりがには瀬戸内で地の物を何度か食べたが、種類が微妙に異なるんだろな。
う~む。満足!さてさて。今日のお昼はこのカニとコンビニのサンドイッチでいいな。夜にはどうせ宿でこのあたりの海の幸が食べれるだろうからな。
しばらく行くと、有明海に架かった橋を渡ることになるのかな・・・
これだ!拡大してみるとこう。諫早湾干拓堤防道路とある。橋はごく一部だったな。
こ
有明海とこの道を俯瞰した地図を。雲仙多良シーラインとも呼ばれるらしいな。
橋の入り口。スケールがデカいが・・・手前の堰?は見覚えがある。以前、テレビで見た。この堰を閉じた結果、有明海の広い泥地がなくなり、ムツゴロウが死んでしまう・・・という、あれだよな。向こうに見えるのは、これから向かう島原半島、雲仙岳だな。
諫早湾干拓堤防道路を走ってみる。全長約8.3キロの農道らしい。シーラインというから有明海が一望できるのかなと思ったら。まあ確かにそういう箇所もあるが、大体がこんな景色だった。
この堰、諫早湾干拓事業は、いろいろと政治的にもめた経緯があるよな。門外漢の私にはよくわからないが、どうやらこの干拓事業は、地元の方多くの永年の悲願で、多くは大歓迎らしいよ。
ちなみに国営諫早湾干拓事業、Wikiによれば以下の通り。
1989年から工事が始まり、2007年に完工式を行った諫早湾干拓事業の目的のひとつとして諫早豪雨のような大雨による洪水被害からの防災があげられている。干拓事業による防災効果については賛否があったが、数年に一度氾濫していた本明川の氾濫も減り、高潮被害も無くなり、諫早市民は干拓事業による水面調節効果と水害防止効果を高く評価している。
ムツゴロウが死んでしまう・・・というあの悲惨な報道は、どうやらとても偏ったものだったらしい。トランプ大統領が良く口にする、これこそがfake Newsだよな。だから最高裁も否決。
詳しくはないが。ムツゴロウは少なくとも有明海、佐賀県側の干潟では生きているらしいよ。当時の報道は誠実ではなかったという意見を、記しておくな。地元の方に複数、うかがったからな。
本件は以下のHPが参考になります。なお、ここで書いている私の見解がもしも間違っているようなら、ブログにコメントいただけると嬉しいな。
【翻弄された諫早干拓】「堤防は暮らし守っている」「菅直人元首相がごちゃごちゃにした」諫早市民から歓迎の声
【かんたん解説】 諫早湾干拓事業は何が問題なの?by 幸福実現党 江夏まさとしさんブログ
さてさて・・・旅の話に戻りますね。
橋を渡った先にも、カニの販売店があった。こちらではこのワタリガニにを、多比良がね(たいらがね)と呼んでるみたいだな。要は有明海のワタリガニ、佐賀方面では、島原方面では多比良がねと呼ぶ。そういうことみたいだな。
さてさてこれから、雲仙を目指しますね。