週末ですね。今回は名古屋に単身赴任していた頃の話。2016年10月。この出張はよく覚えているが・・・そうか、もうそんな前になるんだな。時の流れが早いな‥‥
浜口です。
静岡は藤枝に出張。この地には初めて訪れるが、町の規模と比較して、居酒屋が多いことで有名と。あらかじめ食べログで検索し、仕事の勉強会が終わった後に立ち寄った居酒屋が「ぴかいち」がとてもよかった。写真を。おっと、写真がブレている・・・申し訳ないが、これだけご勘弁を。こんな外観です。まずは突き出し。豆腐のジュレ掛け・茹でエビ・牡蠣のオリーブオイル漬け。う~む。それぞれに一工夫が施してあり、旨し。この段階でこのお店、ただ者ではないと、ぐっと期待が高まる。これがこの店の目玉!なんと12種類、地のもの中心のお造りと。一人でもいただけるように一切れづつ、計12切れのお造りが並んでいると。こりゃたまげたなぁ。それぞれが実に旨し。感動的。このお店の大将、魚の仕入れの目利き、確かなんだろな。もちろん、ビールもゴキュっと。よく合うって。
ちなみに魚の種類は、さんま・あじ・シラス・かつお・背黒いわし・しめさば・ぶり・ミナミマグロ赤身・大トロ・タコ・黒鯛・甘えび。計12種類。凄いよな。甘鯛の開き。地のものと。甘鯛、日本海のものばかりと思っていたが…そうでもないんだな…静岡は興津で上がったものらしい。甘鯛、干すと、うまみが凄く凝縮されるんだな。実に旨し。黒はんぺんのフライ。一皿180円、割安だよな。たっぷりのタルタルソースでいただけと。う〜む。なんともこれが旨し。ビールが進むな。黒はんぺんフライ、あまりにも美味かったので、おかわりを。今度はソースでいただく。やはり旨しな…ちなみに黒はんぺんは、イワシのつみれとかを持ちいて作っている様子だった。断面図の写真はなし。悪しからず。藤枝からの帰り。まずは藤枝からこだま停車駅の掛川まで、5駅を東海道本線在来線で、そこから名古屋までは「こだま」で。夜9時前だったが、見ての通りガラガラ。自由席の1号車は5人しか乗っていない。3人掛けシートを反対にして、広く使わせてもらうことにするな。
これをfacebookにアップするとほどなく、「浜口さん、私は今、東京から新大阪までのぞみに乗っていますが、混んでる!ほぼ満席です」と。そうなんだ。随分と差があるもんなんだなんだな。おそらくこの方の乗っていたのぞみ、隣駅の浜松で、当方のこだまを追い抜いて行った列車だと思う。まあ構わない。お先にどうぞ・・・とな。
そんな中当方はこだまの車中で、乗車前にセブンイレブンで買ったこのワインをちょこっと飲んでる。オーガニックワインと言うことだが、これがなかなかに旨しだったな。居酒屋「ぴかいち」ともども、おススメです。
藤枝は、東海道本線在来線の駅で、2つ先には焼津がある。このあたりはマグロの輸入港として名高いし、それ以外の魚も上がる優れた漁港。だから今日のような品揃え、出来るんだろうな。
後になって気が付いたことだが…要はこのお店、旨い魚が売りで、この日は12種類のお造りを用意していた。で、それら12種類を1つずつ切り、ちょこちょこ乗せてくれたのが、当方が注文したお造り盛り合わせということ。なるほどな……これだと、「孤独のグルメ」チックな出張者なども呼び込めるよな。優れたアイデアだと思う。
それでもまあ、12種類のお造りを用意出来るというんだから、焼津港が優れているのか、このお店の大将の魚に対する執念が凄いのか・・・両方だろな。いずれにせよ、悪くない。
ちなみに今日のメニュー、瓶ビール中瓶2本込みで、4000円でした。12種類のお造り、甘鯛などを考えれば、実に割安だよな。堪能させていただきました。
日本、至る所に旨い魚あり。日本海でも瀬戸内海でも太平洋でも。いいな。魚に恵まれてる日本。人生、悪くないって。