浜口です。
ちょっと相場について考えてみた。相場でそこそこの財を成した人には、いろんなスタイルがある。一言で言えばその運用スタイルが合っている、もしくは相場の腕がうまいと言うことだよな。タイプは人それぞれではあるが。
その逆に相場で失敗している人には、共通点があると思う。レバレッジのかけ過ぎ。そしてそれが裏目に出ること。
であればそれさえ避ければ、相場で破綻する事は無いのだが。人間の性として、どうしてもレバレッジをかけたくなってしまう。性だから、いかんともしがたいともいえる。
では、どうしたらいいのか。1つはうんと若い時にレバレッジをかけ、破綻しておく。そうすれば破綻しても大した額では無いから、またやり直すことも可能だろう。気力さえあれば。
もう一つは、相場で失敗するのはレバレッジのかけ過ぎがすべてであることを、心底認識すること。特にある程度年齢を重ねていると、レバレッジのかけすぎは致命傷になる。再起不能につながる。これでは困る。
それにしても昔の相場師は、ジェシーリバモアとか是川銀蔵とか林輝太郎先生も含めて、とにかくレバレッジをかけすぎて、一旦は破綻してる人が多いなぁ。
これではいかんと気がついて再起する人もいれば、リバモアのようにピストル自殺をしてしまう人もいた。
一方でウオーレン・バフェットに代表されようが、最近の相場師の成功者には、レバレッジをかけずに済んだ人も多い。これは昔とは異なる現象だな。人間の性を乗り越えることができるようになった人もいると言うことなんだろうか。
若い人はね。時間を見方にするべきなんだ。レバレッジをかけなくてもな。若いっていいなぁって言う言い方をする人がいるけれども。その最たるものは運用期間が長く取れることだろうな。当方は心底、そう思うけどな。
取り留めがなくなりました。今さら、なんでこんなことを書くのか。
日米とも、株式市場がちょっと微妙なところに来ているかもしれない。どうかレバレッジをかけすぎにはご注意を。それでもかけてしまう人はかけてしまうんだろうが…自分だけはそういう事は避けようと、自戒することにするな。この書き込みを持って。