浜口です。これは2015年3月、大阪に単身赴任していた頃の話。出張で滋賀県の近江今津というところに行ってきた。ここは琵琶湖の北西、滋賀県だが、福井県にも近い。
滋賀県には何度か来ているが、泊まる事はあまりない。大阪から近いので、ビジネスで敢えて泊まる理由に乏しいから。少なくとも東京から訪れる場合、大阪に泊まって滋賀に移動するほうが多くは、便利である。
大阪住まいの間が、滋賀県に泊まる最後のチャンスかもしれない。そんな想いが頭をよぎる中、勉強会を行う地銀支店の近くにたまたま、地元のリゾートホテルがあった。これは何かのご縁かと思い、泊まってみた。なかなか良かったな。写真を。
勉強会仕事の前に、今日の宿、今津サンブリッジホテルにチェックイン。これは部屋から見える琵琶湖。きれいだよな。午後3時ごろの景色。今日は天気がいいな。最高だった。それにしても琵琶湖は、天気や日差しの変化により、見え方が劇的に変わるよな。それもまた素晴らしいけどな。![]()
ここは今日訪れる近江今津に向かう途中、湖西線の近江高島あたりの琵琶湖の逆側、山あいの景色。日本海側に近いせいかな、まだ雪が少し残っている。それにしても・・・琵琶湖の西側、日本海側を訪れることがあるなんて、思いも寄らなかった。そもそも、琵琶湖と日本海がこんなに近いことも知らなかったな。
今日の宿、今津サンブリッジホテルの部屋。いい感じ。ここの窓から、最初の写真、琵琶湖の景色がきれいに見えたんだよな。![]()
今日の夕餉。ホテルにて、季節の地産会席料理をいただく。美味しかった。期待を大きく上回る。嬉しかった。
まずは前菜。ご覧の通り。板さん、かなり気合入ってるな。メニューを見ると、琵琶湖産イサザ南蛮漬け、野菜の卯の花和え、桜鯛手鞠寿司、泰山寺産卵のうに焼、近江赤蒟蒻木の芽和えとある。これに以外に、鯖の棒寿司もあるな。![]()
お造り。鯛、カンパチ、ヒラメの昆布じめ、イカ。魚ひとつひとつの味が、実に濃いな。![]()
本日の鮮魚菜種蒸しというメニュー。ズワイ蟹の足がちょこんと乗っているが・・・白い部分はなんと、アマダイのすりみを蒸し物にしたものと。そうか・・・琵琶湖の北西部は、福井、日本海が近い。若狭湾あたりで上がったものだろうな。こんなの、食べるの初めて。しみじみ・・・旨しだったな。
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宝牧場のみるく豚。畑味噌鍋と。「みるく豚」も「畑味噌」も地のもの。旨しだったな。これ以外にも、焼き物、天麩羅、酢の物、ご飯、デザートと、渾身の料理が続いた。
とにかく、料理の「作り置き感」が全く感じられない豪華な素晴らしいメニュー。当方、すっかり満足でした。![]()
翌朝。朝食をいただいた後、ホテル8Fにある、ビジネスフロアに。日経新聞やプレジデントが置いてあったり、無料のコーヒーメーカーが置いてあったり。実にリラックス出来ました。最近のホテルにあるクラブハウスやクラブフロアほどではないが・・・こういうところがあると、ありがたいよな。
プレジデントなんてホントに久々、ゆっくりと読ませていただいた。「なぜ女性の口紅は赤いのか」という特集だったが・・・・カプチーノをいただきながら。チェックアウト時間近くまでね。なかなかリラックス出来たな。
晴れてるときの琵琶湖は、本当に素晴らしい。自分の気持ちも、ほんと、晴れ晴れしてくる。この上なく明るい気持ちになれる。ゆえにホテルを訪れた日は、最高の気分だった。しかし翌日、曇ってくると、恐ろしくどんよりした気持ちになる。これはちょっとびっくり、想像を超えた世界。本当に極端だな。まあそのあたりは、次回に書かせていただきます。