浜口です。
先ほどニュースモーニングサテライトで、東海東京調査センターの仙谷さんがコメントされていましたね。曰く。追い込まれる海外投資家の先物売りと。興味深かったな。フリップを。
3月第4週から5月第2週まで、3.7 兆円、一貫して日本株現物を売り越した。一方で買い手は、日銀と信託銀行ですよね。信託はGPIFの買いなのかな・・と、この状況を素直に受け止めれば、海外投資家は今後日本株が上昇すれば、日本株を売り越した・持たないリスクを意識せざるを得なくなるな。
こちらのフリップには、仙谷さんの分析による海外投資家の先物売り越し平均単価が示されている。20,402円と。現在の日本株先物は20,980円だから、評価損状態。順当に考えると、踏み上げるざるを得ない。これが当面の、相場全体の原動力になるかもしれませんね。
今調べてみたら、この間の先物、外人の売り越し金額は推定ベースで約4.4兆円だな。
なんだか・・・中央銀行に仕手戦を挑み、海外投資家が敗北しつつある状況を、当方はイメージしたけどな。買い方の日銀は売らない一方、売り方の外人は買い戻すしかない。
どうなるか。