浜口です。これは備忘録入りだろな。
今日の日経電子版の記事、みな弱気でも大崩れしない株価の不思議が見事だと思いました。ここで紹介させてもらいますね。
書かれているのは編集委員の川崎健さん。当方、20年前ぐらいかな。以前所属していた運用会社で、この方から複数回、取材を受けたことがある。さすが日経新聞証券部の精鋭記者、するどいな・・・と感じたこと、覚えているけどな。
氏が分析されているテーマは下記。う~む。これ市場参加者共通の、足下での最大の関心事ですって。
・米ウォール街では、3月下旬を底に上昇してきた戻り相場の限界を指摘する著名投資家の「弱気トーク」が花盛りだ。
・株式市場では目下、今後の相場下落を予想する弱気派の参加者が多数を占めている。これから相場は「二番底」へと向かうという声が強まっているのだ。だが不思議なことに、日増しに高まる弱気派の声とは裏腹に、株価が大きくは崩れていない。両者のギャップはなぜ生まれるのだろうか。
曰く、戦後の米景気回復は常にV字型だったと。以下にこの記事の重要部分を書き出しておきますね。
・「U字型のUは、ユニコーンのUではないか」。こう指摘するモルガン・スタンレーの米国株チーフ・ストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏はウォール街で数少ない強気派だ。多くの投資家が予想するU字型の景気回復シナリオはユニコーンのような「幻の生き物」であり、実際はV字型の景気回復が来るだろうと予想する。根拠は、過去の経験則だ。
・1948年以降の米実質GDP(国内総生産)の推移をたどると、全部で11回あった景気後退局面の後には必ずV字型の回復が訪れてきたからだ。
・・・ということらしいです。ご参考まで。
相場、どうなるか・・・