浜口です。
GWのなんちゃって読書。ケインズの「雇用、利子、および貨幣の一般理論」をサクッと理解する法に続いてもう一つ、経済の古典を理解することにしましょう。今回はね、なんとなんと。
カール・マルクスの「資本論」です。う~む。相手にとって、不足はないでしょ?(笑)
これが資本論を書いたマルクス。出所はWikiです。
資本論!原書ですね。出所はやはりWiki。
今回も前回のケインズ同様、池上彰さんがYouTubeでわかりやすく解説してくれています。13分経過したあたりから、話が本筋になります。
う~む。池上さん、今回はケインズ以上かな。超、持ち味、発揮してる。このジャンル、好きで好きでたまらない感じ。ひときわ、イキイキしてる。よかよか(笑)
以下は資本論の要旨。まあ詳しくは、YouTubeを見てください。
・資本主義においては、資本家は富を蓄積させる一方、労働者は貧困を蓄積する。貧富の差は拡大するばかりと、マルクスは資本主義を批判した。
・貧富の差が極まる一方、経済政策は無力なので、経済は必然的に恐慌に陥る。恐慌は革命をもたらす。革命は共産主義につながる。
・資本制的私的所有の終わりを告げる鐘がなる。収奪者たちの私有財産が剥奪される。社会主義革命が起こる。資本主義は矛盾に満ちている。資本主義は極めて非人間的な経済体制である。
・しかし最終的には、社会主義・共産主義は惨憺たる失敗に終わる。マルクスの思想によりロシア革命、レーニンにより発足したソ連は、崩壊してしまった。なぜか・・・
・ソ連の指導者がレーニンの時代はまだよかったが、スターリンに変わってからがとんでもなく悲惨・・・それゆえロシアには、「レーニンの時代はよかった」と考えている人も大勢いると…
さてさて、いささか急ぎ過ぎの感もあるが、以下が当方の結論。ゴーマンかまして、よかですか?
ケインズもマルクスも、資本家が富を蓄積するという点で一致している。ならばそれを批判するのではなく、自分が資本家になればいいのでは?それが現代では、簡単にできますよね?
どうすればいいか?それは株式投資をするんだって。これであなたも資本家だ。しかもお気に入りの上場企業のね。
これが株式投資の醍醐味だって。ねえ?(笑)