浜口です。
世界の株式市場、2番底が来るのかと懸念(買いたい向きは期待)されていますが、私は現状を、2番底が来るか否かと言うより、2極化相場の始まりなのかなと考えるようになりました。
確かにインデックスはここから下がれば、2番底の形になる。きれいですよね。その後で底打ちすれば。
一方で個別銘柄の動きを見ていると。アドバンテストや東京エレクトロンなど、IT関連銘柄の一角は、一応は右肩上がりが保たれている。米国株はよりこの動きが鮮明、アマゾンやNetflixは新高値になっている。
一方でオールドエコノミーは株価が総じて冴えない。例えばJAL ANAの航空会社や、日本製鉄などは、2番底をつけると言うより、まだ下げトレンドが継続しているようにも見える。
これら銘柄を合成して作成されるインデックスは、3月19日前後をボトムに戻り歩調にあるが、ここもと頭打ち、ここからどうかとムードである。
以上が現状は2極化相場と考える背景なんですね。
まぁ今後はニュースフローによって、現在右肩上がりの銘柄も含めて売り込まれる状況も発生し得る。そうなると相場全体が2番底という状況も容易に発生し得る。
どうなるか。