浜口です。
現状、世界的にコロナ禍ではあるが、筆者は日米の株式市場について、最悪期は脱っしつつあると考えます。市場は日米ともコツンときて、戻り歩調にある。一方で相場の二番底リスクの可能性も、もちろん残されている。
そんな状況下、筆者としては珍しいな。米国株ETFの話を。このETFはこのタイミングで、浜口流コア・サテライト戦略のコア銘柄としてふさわしいと思われる。紹介させてもらいますね。
「SPYD(ティッカーも同じ)」 というS&P 500高配当株式ETF 。以下に詳しい説明を。お示しているデータ・チャート等は、すべて2020.4.10現在、SBI証券HPに掲載されているもの。なお税引後配当利回りは簡便法(税引き前配当利回りに0.72を乗じる方法)で計算しています。
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- SPYDは、S&P 500 High Dividend TR USD (略称はSPDR)という、指数に連動を目指すETF。SPDRはS&P500指数構成銘柄を母集団に、配当利回りの高い上位80銘柄から構成される指数。事実上、当80銘柄に均等分散投資した場合のパフォーマンスが得られる。
株式の配当利回りに相当する当ETFの「分配金利回り」は7.7%(税引き後では4.87%)。80銘柄に分散されていてこの高い利回り。魅力的だよな。
このデータ上の終値(4月10日)は27ドル前後。昨日(4月17日)の終値は26.92ドル。価格的にはほぼ同じ水準だよな。
浜口流コア・サテライト戦略のコア銘柄としておススメ。国内株に投資している向きには、これに投資することで米国株式にも分散できるし、税引き後分配金配当利回りの水準がまた魅力的。この利回りなら、コア中のコアでもいいかもな。
当ブログを継続してみてくれてる日本株投資家の中で、コロナ禍でやることない面々も少なくないのではないだろうか?こういう人たちは、このタイミングでアメリカ株の勉強するといいと思うよ。得られるもの、多いと思うな。
【独り言を】荒れた海、ファンダメンタルズ忘却型の相場で泳ぐのなら、高配当利回り銘柄に限るな。も併せて読んでもらえると、このETFの魅力がわかってもらえるように思うけどな。