ホテルに宮島から船で到着。14時にチェックイン。ツインのシングルユース。いつもの出張先の宿とは異なる、独特のリゾート感覚が漂う部屋のムード。悪くないな。ベッドの向こうの窓からの眺めが素晴らしかった。写真を。
部屋からの眺めを堪能。素晴らしかった。日差しの変化とともに、外の景色のムードも劇的に変わる。松任谷由実の「海を見ていた午後」をイメージしたな。
これは好きな写真‥‥窓から少し離れて、景色を撮ってみる。景色が額縁越しに見える、そんな窓。やはり、いつも泊まるホテルとはムードが違う。そんな感を強くした。ゆっくりのんびり、させてもらうな。
しばらくして、ホテルの露天風呂に。塩分のものすごい強い温泉。温度は少しぬるめなので、長い時間入っていることができる。その間、お風呂からの瀬戸内海の潮騒や景色を堪能することができる。素晴らしかった。日の出は5時12分、日の入りは19時12分とある。その時間に入れれば、朝焼け・夕焼けが堪能できるのかな。
露天風呂に入った後、ホテルの部屋に戻り瀬戸内海を見ながら、赤ワインを飲んで過ごした。
飽きることがない。景色にいろんな変化がある。例えば船着き場に船がついて.このホテルを目指して歩いて来る人が見えたり。たまにトンビが飛んでくるんだが・・・このトンビが縦横無尽に上空や眼下を駆け巡る様を見ているのも、すごくいい。日がだんだん落ちるにつれ、景色が微妙に変わってくる・・・というか、景色が落ち着いてくるという感じ。
一人なので、このブログ書きも進む・・・風呂に入ったり、facebook見たりしながら、休みの日を一人でホテルの部屋で過ごせる。ワインがいい気持ちにさせてくれるな。
夕食のビュフェ。焼きやフライなどで、牡蠣を好きなだけ存分に食べることができる。実に美味し。牡蠣だけでお腹いっぱいにさせようかな・・・と一瞬、思う。
鯛めし。瀬戸内海の鯛を使用と。シンプルな料理だが、とても美味。お代わりも。牡蠣とともに、広島・瀬戸内を堪能できた気がした。
瀬戸内海の朝焼けで目が覚めた。一面、オレンジ色に染まる。きれいだよな。
グランドプリンスホテル広島、素晴らしかった。同じプリンスホテル系列だからだろうか、以前ここで紹介したびわ湖大津プリンスホテルと共通するムードもある。かたや瀬戸内海に面し、かたや琵琶湖に面する点でも近しい。両方とも素晴らしいホテルだよな。
でもそれにもまして、このホテルに滞在してふと頭をよぎったのは、名古屋マリオットアソシアホテル。ここも滞在型高級ホテルといえようが、グランドプリンスホテル広島は、こことはまた違った良さがあるなと思われた。
マリオットは西側の部屋だったこともあり、時間の経過とともに西日の入り加減が劇的に変わり、つれて部屋のムードも変化していったことを思い出す。一方で今回のグランドプリンスホテル広島は、部屋のムードこそあまり変わらないが、光の加減で外の景色がだんだんと変わっていく。変化は本当にゆっくりとしたものだが、海の色、空の色が徐々に変わっていくのを見ていくのは、心地よかった。窓から見える瀬戸内海の空の青と海の青に染まった島々。その島々の色の加減が微妙に変わっていく。それをみていると何とも言えない奥深さが感じられ、ドラマチックに感じられた。
このホテル、本当におススメ。チャンスがあればまた再訪したい。人生悪くないな。