浜口です。今日2020年3月29日の日経ヴェリタスは、内容が濃いですね。その中で一番感銘を受けたのはこの記事かな。楽天証券経済研究所の窪田さんの寄稿文。ゆえに当ブログのタイトルには、【重要】と加えました。
ここの書かれているのはオーソドックスな内容でしょうが、とにかく、「地に足が付いている」感が強い。25年間ファンドマネージャーをやられていた氏ならではの深みを感じました。黄色のマーカー部分が重要と感じました。書き出しておきますね。
・私は25年間ファンドマネージャーをやりましたが、ファンドマネージャー時代のどの時点と比較しても、日本株が今ほど割安だった事はありません。
・東証1部上場企業は配当金3.0%と自社株買い2.1%合わせて、1年間に時価総額の5.1%もの利益を還元しています。
・株価が底をつけるのは、株価が割安になった時ではありません。売りの勢いが衰えて、買いの勢いが強くなってくる時が、底をつけて反転するタイミングになります。それを知るには、需給とチャートをしっかり読むしかありません。
・外国人の売りで日経平均の下落に歯止めがかからなくなっているときは、パニック売りが収束するまで、じっと様子見するしかありません。相場は予想するものではなく、ついていくもの。外国人が株を買い始めるまで、時間分散しながら、少しずつ日本株を買っていくのが良いと考えています。