浜口です。
2020年3月、つまり今から二週間前。東京ステーションホテルに泊まってきました。さすがに良かったな。まずはホテル全体の写真を。これ素晴らしいよな。ドローンを使って撮ってるのかもな。楽天トラベルHPに掲載されているものです。
え?これ、まんま、東京駅丸の内口ではないか?と思う人もいるかもしれない。確かにその通りだが、これこそ東京ステーションホテルでもある。
このホテルは、東京駅の丸の内南口から北口にかけ位置している。この写真で見ると、北側と南側と二つあるドーム型の部分の間が客室で、延べ150もあるらしい。まあ、東京駅に泊まっているようなもんだよな。
続いてHPに掲載されている、東京ステーションホテルの紹介文を。
「Classic Luxury - 伝統が息づく、ここにしかないエレガンス -
大正4年、急増する内外の賓客をお迎えするために東京駅丸の内駅舎の中に誕生した東京ステーションホテル。創建当時の姿に甦った壮麗な駅舎とともに、100年を超える歴史を誇ります。
それは、重要文化財である歴史的建造物やかつての文豪が愛したStoryなど大正の時代からのアカデミックな伝統が息づく場所でありながら、現代のホテルに求められる機能性も満たす、洗練されたOMOTENASHI。東京の中心で、ここにしかないホテルの過ごし方を提案し続けていきます。
これまでの100年を受け継ぎ、次の100年も“記憶に残るホテル”をめざして・・・・」
とのこと。相手にとって不足はないでしょう?巡ってみることにしますね。写真を。
エントランス。控えめながら上品。ここから入って、まずはホテルのフレンチレストランBlanc Rougeへ
「フレンチ松花堂」なるランチメニューをいただく。松花堂というから、少し高級目の幕の内弁当が出てくるのかなと思ったら、さにあらず。季節の和食食材をフレンチ風にアレンジした料理が出てきた。
この写真からレストランの雰囲気を感じてほしいが・・・とてもいいムード。7組近くいる中、当方を除く全員が高齢カップルだった。女性がみな嬉しそう。そりゃ、そうだよ。このムードでこのメニューときたら。
野菜コンソメスープに続き、メインディッシュ。高知県宿毛より直送、ハタと姫鯛のグリエと。上品で美味しだったな。
ランチをいただき、あらめてこのホテルの品格の高さを感じる。さて、いよいよチェックインを。
クラシックコンフォートクイーンという、ダブル26.00平米の部屋。さすがにムードが良いな。この日は本来のチェックイン時刻の少し早め、午後二時ごろに部屋に入れてもらえた。さてさて
このクラシックホテルは見所満載で、見学ツアーもやっているらしい。そのことを部屋に案内してくれた女性に尋ねてみたら、「はい。それでは私がツアーをさせていただきましょうか?」と。
そ、そうか。君が案内してくれるのか。嬉しいな…この女性に連れられ、ホテルのいろんなところを巡る。その都度、その折々、彼女はやさしい口調で丁寧に説明してくれた。
「このドームもまた、東京駅丸の内口と同様、かの辰野金吾氏のデザインなんですよ」と。そうなんだ。
このシュッと伸びた、まっすぐできれいな客室廊下を歩いて、2033号室にたどり着く。「ここは松本清張先生が小説を書いた部屋なんですよ」などと、いろいろと親切に教えてくれた。この見学ツアーを、彼女は30分ぐらいかけて行ってくれた。楽しく有意義だったが、惜しむらくはコロナのせいで、彼女がマスクをつけっぱなしだった点。それだけが唯一悔やまれる。まあそれはそれとして、まずはランチとツアー、このホテルを楽しむ企画は、まずは順調にスタートした。
ご参考まで、ホテルの部屋にはこのようなチラシが置いてある。これを片手に、ホテル内を自ら探検することができる。でもまあ、案内してもらたほうがいいよな。「洗練されたOMOTENASHI」を売りにしているこのホテルの魅力を、直接感じることもできるしな。
次回に続きます。