浜口です。2009年1月４日日経ベリタスの末村特別編集委員記事「立ちすくむだけではなく」から、印象に残った記事を引用します。
確認すべきは、このたびの金融危機の震源は信用バブルの崩壊であり、株式市場にはバブルはなかったということ。米欧バブルで実体経済が持続不可能な水準に押し上げられて
いたのは確かだが、株価評価は一部新興国を除いて逸脱したわけではない。
浜口です。
前回も書いたけど。やはり、私はね。この回想録、現在の市場となぞらえる価値が出てきたように思いだしました。
最初はもちろん、そんなつもりはなかった。偶然なんだが。さてさて、続けましょう。
今回の回想録は2009年、新年を迎えますよ。2008年12月31日 回想録第十一回 リーマンショック回顧。来年は良い年になるの続きを。
なるほど。以上は、実際そのとおりですよね。感銘を受けました。
日本の株価バブル崩壊のように株価が割高になったのなら、株価が割高でない水準に「お里帰り」しておしまい。しかし今回は株価は割高になったわけではなく、外部環境の悪化に伴う株価下落です。不良債権問題に伴う、金融危機が発生したわけではありますが。
ですから、外部環境たる世界経済が正常化する過程で、業績回復に伴う株価回復が期待できて当然と考えます。
株価が安い水準のところを手持ちキャッシュで乗せて、正常化を待つ一手と認識。信用リスクさえなければ大丈夫。
