浜口です。
コロナウイルス禍、現状、留まるところを知らないかの如くだが・・・こちらの回想録は最悪期を脱し、いい感じになってきましたよ!山崎元氏の発言が最高だな。現在のコロナショックと重ね合わせたくなる向きもいるんじゃないかな。
さてさて、行きましょうか・・・
2009年1月9日 リーマンショック回想録第十二回 。立ちすくむだけではなくの続きを。
浜口です。
1月24日付の週刊現代の中に、「再生&激変09年の論点」という特集が組まれており、19名の識者がコメントしています。理解に苦しむ内容も多い中で、山崎元氏の「この10年で最大の投資チャンスがやってくる」という記事が秀逸で目を引きました。
以下、抜粋して引用します。
正直なところ、日本企業の利益の落ち込みは株価の下値を少し追い越しているし、景気と業績の悪化はもう少し続くだろう。筆者のような理屈に勝ったタイプは一段の下値を計算する環境であり、一時的には昨年の安値を下回るような「気持ちの悪い」局面があってもおかしくない。
しかしどん底からの株価回復は、株価がまだ下げ足りなく見える「世界が一番暗く見える頃」に、理屈屋をあざ笑うように始まるものだ。(中略)
心配するのであれば、ここから何割か儲けてから、大いに心配するといい。今年は「10年に一度」クラス以上の投資チャンスを迎えるのではないだろうか
・・・・・としています。
太字のところがフルっている。ちょっとシニカルな「山崎節」が炸裂している。共感します。詳しくは、このエビちゃんが表紙の週刊現代をお買い上げ、もしくは立ち読みしてください(笑)まだ発売されたばかりですので。
記事を見ると、モロに「理屈屋」と受け取ることが可能な面々から、日経平均5000円説、円ドル50円説が聞こえていることが、よくわかります。堂々とね。顔写真入りで。理路整然と。
山崎元氏については、一部、好き嫌いが分かれるようですが、ものすごく頭脳明晰な方であることは間違いない。
山崎氏の書き物が、当方の考え方・表現方法を補強してくれている・・・・。これは当然、当方の一方的な思い込みであり、また僭越の極みですが、山崎氏と私の考え方とでベクトルがあっている部分については、そう感じることが良くあるんです。やはりこの方は、凄い人だと思いますね。
でも山崎氏が売買タイミングついてここまで明確に言及するのは、初めてなんじゃないかな。