私事で恐縮ですが、 何年か前に本宅を引越し、都内に構えました。高かったな。タマゲましたよ。で、そこそこの額の銀行借り入れを行いました。
借りなくても支払うだけの資産はあるが、10年固定の住宅ローン金利はなんと0.5%の低さ!一方で1%の住宅購入優遇税制があるわけだから、借り入れを返済するのは賢明ではない。借り入れを継続することで、差分の0.5%が懐に入ることに。 しかもこれが10年間も。う〜む。こういうのを「借金王」と言うのかな?(笑)。
優遇税制の上限は4000万円。当方はそれを上回る借金王。借金は徐々に返済されていくことになるが、その間、10年間の受け取り額は・・・悪くないな。
借金しても、それを上回るメリットを国がくれる。さらに返済していないお金で株を買うと、株式配当もこれに加わり儲かる。インカムゲインの二階建て?いい時代になったもんだなぁと、しみじみ思いましたね。日本の国策、様々だって。さらに言えば、購入物件も立地まずまずの流動性高いマンションだから、これ自体が金融資産とも言える。
まぁ当方、株式は基本、キャピタルゲインを狙う。投資環境に応じて買いポジションを減らしている局面も多い。しかし日本株の年前半高アノマリーをそこそこ信じているので、3月末には株式を保有していることが多く、結果、インカムゲインもそこそこ入ってくる。その配当もまた株主還元強化の国策により、増加傾向にある。配当の入金があると、それをしみじみ実感しますね。なんだか・・やはり悪くないな。
となると今後ですが…この借金王のやり方が徐々に浸透して、株式市場、特に好配当株にお金が入ってくる。そんな展開になるんじゃないかな、構造的に。まあこれはポジショントークだが。
株式投資において。当方もちろん、リスクとってること承知してますよ。でもね。
投資家の人生って、管理可能な範囲でリスクを取っていくもの。勝算が高いリスクは取るに値する。ゆえにそのシナリオに乗る。想定したシナリオ・投資チャンスがやって来たら、粛々と行動する。ここがポイントだと思うんだよな。
そのためにこれまでいろいろライフワークとして、学習・経験してきたんだもんな。要は頭で考えているだけではダメ。実践する。そして果実を手に取り、実感する。これが投資家の醍醐味ですよね。
そして、国策には乗れって。そんな思いが頭をよぎった。とりとめがなくなりましたこの辺で。
PS
現在の私の株式運用は、もう少し株式の配当を重視するスタイルに傾いています。浜口流コアサテライト戦略ですね。