新宮でのセミナーが終了。ここから大阪行き特急「くろしお」に乗って一駅南下し、紀伊勝浦へ。徒歩で、今日の宿に向かう。
本日の宿、「勝浦温泉・海のホテル一の滝」へ。素泊まり一泊6000円の簡素な宿だが、周辺施設も含めると、魅力満載だった!それはまず・・・
部屋の窓からの眺め。紀伊勝浦漁港近くの海が見える。きれいだよな。
源泉かけ流し温泉!しかも・・・
洗面所には、安ビジネスホテルにありがちな蛇口が二つ。いかにも不器用だが・・しかしこれを侮ると、本来のバリューを理解できない。左側の水道水は、ミネラルウォーターにもなっている名水・熊野古道水。右は、このホテルの源泉かけ流し温泉。もちろんどちらも、実に美味し!う~む。この両蛇口、これほどに付加価値があるとは・・・驚いた。特に左の熊野古道水、とても軟水。ほのかな甘みが感じられる、そんな口当たりだった。たまらなかったな・・・
ホテル一の滝の温泉。源泉かけ流し。泉質は弱アルカリ性低張性温泉、源泉温度は38.8度と。浴槽は源泉温度そのままのぬるま湯浴槽と、41度近くに加熱した浴槽、二つがあった。当方は朝夕とも、両方の浴槽、行ったり来たりしたけどな。両方とも、実に快適だったな。
さてさて、温泉の後は、このホテルが紹介してくれた魚が旨い居酒屋に向かいます。こちらも素晴らしかったので・・・別途、ブログで紹介させてもらいますね。
温泉に浸かった後、あたりを散策。海、きれいだったし、蟹にも出くわした。蟹、当方を威嚇していたようにも見えたが、なんとも可愛いもんで・・・われ泣き濡れてカニと戯る…という句が、頭をよぎったな。
朝が来た!ホテルの部屋から見える景色。日が昇るところ。今日も天気がいいな。
このホテルには朝食がないが、近くに素晴らしいカフェがあり、朝からモーニングが食べることができると。そこにおもむくことにするな。
熊野カフェにて。モーニングセットをいただく。これで600円なり。う~む。最高。わたせせいぞうの世界。悪くないな。今は午前七時。潮風が涼しい。この気温なら、ここ、2時間ぐらいでもゆっくりしていられそう。潮騒を聴きながら。そんな気持ちにさせられたカフェだったな。
日も上がり晴れてきた・・・熊野カフェからのぞめる熊野灘がだんだんと、本当にキレイ。素晴らしい・・・と、今は8月。気温はだんだん上がってくるし、意外にもこの紀伊勝浦から熊野古道に、バス一本で行けることが判明したので、当方、先を急ぐことにした。ここのカフェの滞在時間は、1時間半ぐらい。それでも十分、さわやかなリラックスした時を過ごすことができた。天気が良かったことを含め、当方にツキがあったことを、感謝する次第な。
人生悪くない。久々にこの言葉が、頭をよぎったな。次号に続きます。